2024年9月に発売された「シマノ・ファイアブラッドグレ ダイブマスター」のレビュー、紹介をしていきます。
発売と同時に手に入れたので購入してから半年以上、経っているの今更感はありますがお許しください。
- 「シマノ・ファイアブラッドグレ ダイブマスター」のレビュー、紹介
- 各部を写真で紹介
- 実釣レビュー
- 悪い点、デメリット
まずは各部を写真で紹介します。
僕が実際に使って感じたことをレビューしています。
検討している方はぜひ参考にしてみてください。

【ファイアブラッドグレダイブマスター】1.5号、5.3mを購入
購入したのは「ファイアブラッドグレ ダイブマスター(1.5号、5.3m)」になります。

予約を開始してすぐに近くの釣具屋さんに駆け込みました。
【ダイブマスターを選んだ理由】1本で何でも釣りたいから
今回、発売されたファイアブラッドグレは4つのラインナップがあります。
号数 | 全長(m) | 品番(名称) | グリップタイプ |
---|---|---|---|
1.2号 | 5.1m | QUARTER MASTER(クォーターマスター) | ファイティングサポートグリップ |
1.2号 | 5.3m | TENTACLE(テンタクル) | ファイティングサポートグリップ |
1.5号 | 5.3m | DIVEMASTER(ダイブマスター) | セパレートグリップ |
1.6号 | 5.3m | HYDROSCOPE(ハイドロスコープ) | セパレートグリップ |
この中でも1.5号のダイブマスターを選んだ理由は
1本の竿で何でも釣って遊びたいから。
です。
- クチブトの数釣り
- 50cmに迫る良型オナガ釣り
- 春のマダイ釣り
- 不意の青物
上物のフカセ釣りで想定される釣りを全てやりたいと考えたからです。
僕のホームグランドが三重県尾鷲市ということもあり、実際に良型オナガ、マダイが狙えるエリアでもあります。


最近の竿は性能がとても良いので1.2号でも十分、強くテンタクルと迷いました。
しかし掛けた魚は全部獲りたいという思いからダイブマスターにしました。
平和卓也さん好きの僕はやっぱりダイブマスターだろ!という感じもありました(笑)。



資金的に余裕があるなら2本買って状況に応じて使い分けしたかったです・・・。


【各部を写真で紹介】ブラックとレッドのカラーリング
まずはデザイン、見た目を写真で紹介します。
ものすごいたいそうな外箱に入っております。笑
箱はもうちょっとしょぼくてええから、安くしてくれたええのに・・・とも思いますがこの特別感は所有欲を高めてくれます。


専用の竿袋付きです。
“SHIMANO”と”FIRE BROOD”のロゴが両面に入っています。




パッと見でブラックとレッドのカラーリングが目に入ります。
個人的に1番、目を引いたのが元竿に入っている”FIRE BROOD GURE”のロゴ。
立体ロゴになっておりハイエンドモデルの雰囲気を感じることができます。


元竿には”DIVEMASTER”のロゴも。


グリップにも”DIVEMASTER”のロゴがあります。


ちなみにファイアブラッドグレにはグリップが2種類あり号数によって変わります。
- 1.2号のクォーターマスターとテンタクルは”ファイティングサポートグリップ”
- 1.5のダイブマスターと1.6号のハイドロスコープは”セパレートグリップ”
リールシートはこんな感じです。搭載されている”CI4+”の文字が書かれています。


トップカバーはXガイド専用なので汎用品では代用できません。


リールとの組み合わせでトータルコーディネート
同時に発表されたリールの「BB-Xテクニウム ファイアブラッド」を装着してトータルコーディネート完成です。


やっぱりカラーリングもピッタリで最高にテンション上がります。


赤と黒がベースにゴールドが映えます。
ファイアブラッドって遠くから見ても「ファイアブラッドや!」ってなりますよね。



実は2024年発表のファイアブラッドの竿、リール、タモノエをまとめて買っちゃいました(笑)。
【実釣レビュー】初めてのハイエンドモデルに感動
これからは実際に釣りをしてみて感じたことを紹介します。
実釣レビューとなります。
僕にとって初めてのハイエンドモデルです。
全てのおいて「すげーっ」となっているので、参考にならないかもしれません。
ちなみにこれまでは「シマノ アドバンスイソ・1.2号 5.3m」を使っていました。
【持ち重りしない】1日持っても疲れにくい
リールを装着して仕掛けを組んで実際に手に持った時に「結構、軽いな」と感じました。
自重を以前の竿と比較すると・・・
- アドバンスイソ 1.2号 5.3m 185g
- ファイアブラッドグレ ダイブマスター 212g
自重自体は約30g重いのに持った感じはアドバンスイソより軽く感じました。


ファイアブラッドを使い始めてから・・・
- 釣り終了後の腕の疲労感が減った
- 操作性が上がった
この2点は明確にメリットとして感じることができています。
自重は重くなったのに持ち軽く感じるのは竿の材質や構造、バランスが違うからでしょうか?
【糸絡みの軽減】絡んでも解けやすい
穂先への糸絡みが軽減しました。
絡んだとしても竿を振ったり海面へつけることですぐに解けることがほとんどです。
シマノの技術である「Xガイド」の搭載により受けることができる恩恵です。




穂先に糸が絡み解けない時はいちいち竿を縮めて解いていました。
それをする回数が格段に減ったので”本当の”釣りの時間に使うことができます。



長い磯竿の先端の穂先にトラブルが起こった時は大変ですよね・・・。
【強い!】溜めてるだけで魚が浮いてくるは本当
魚を掛けてからのパワーに驚きました。
溜めてるだけで本当に魚が浮いてきます。
40cmクラスのクチブトであれば結構すんなり上がってきちゃいます。
以前のアドバンスイソと比べるとその差は歴然でした。
この竿を使ってから本当にキャッチ率が上がりました。
【悪い点・デメリット】部品代も高い
悪いところ、デメリットは釣りに関して言えば僕はありません。
強いて言えば高いので取り扱いにめちゃくちゃ気を遣うってことぐらいです・・・(笑)。
気になる点と言えば
- 部品代も高い
- パーツの代用が効かない
本体も高いので当たり前ですが、それぞれの部品代も高いです。
またパーツは汎用品ではなく専用パーツを使っていることがほとんどです。
もし破損した場合に釣具屋さんにパーツが売っておらずメーカー取り寄せ、またはメーカーへ送ることになりましす。
例えば・・・
- Xガイドが搭載されているガイド一式
- トップカバー
などです。
【24’ファイアブラッド ダイブマスターのレビュー紹介】まとめ
2024年に発売された「シマノ ファイアブラッド ダイブマスター」のレビュー、紹介をしました。
- ダイブマスターを選んだ理由:1本で何でも釣りたいから
- 各部を写真で紹介:ブラックとレッド、ゴールドのカラーリング
- 実釣レビュー①:持ち重りしない
- 実釣レビュー②:糸絡みの軽減
- 実釣レビュー③:強い!溜めてるだけで魚が浮いてくるは本当
- 悪い点、デメリット:部品代が高い
メーカーやテスターの方達のプロモーションの声はよく聞くと思います。
しかし実際の一般ユーザーのリアルな声も聞いみるのも参考になるかもしれません。



僕自身が磯竿では初めてのハイエンドモデルなので全てにおいて「最高やなぁ」という感想しかありません。
あんまりアテにならないかもしれません・・・(笑)。
もし見てくださった方で検討しているなら「こんな声もあるんだな」ぐらいに感じてちょっとは参考にしてもらえればと思います。




食えない魚は釣るな。食べきれない魚は釣るな。 by 高橋治(日本・作家)
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