このページでは「磯釣りの始め方・道具の選び方・楽しみ方」を初めての方でも分かるように解説、紹介します。
磯釣りってなんか危ないし、道具も多そうやし、やってる人はゴリゴリの格好の人ばっかりでハードル高そう・・・。
って思う方、多いと思います。
でも正しい知識と装備、準備をすればめちゃくちゃ楽しい釣りなんです!
磯釣りを始めたくもなかなか始めることができなかった方が最初の一歩を踏み出せるよに丁寧に解説しているつもりなので、そんな方はぜひ最後まで読んでみてください。
- 磯釣りとは?
- 磯釣りのメインターゲット
- 必要な安全装備とタックル、仕掛け、道具
- 磯への行き方
- 磯の楽しみ方
一つ一つ、丁寧に紹介と解説をしています。
ぜひ磯釣りを始めてみましょう!
【磯釣りとは?】岩、岩礁帯での釣り
岩の多い沿岸や岩礁帯でやる釣りを「磯釣り」と言います。
渡船を利用して渡る沖磯や陸と繋がっていて歩いていける「地磯(じいそ)」などがあります。
渡船を利用する際はこちらの記事を参考にしてください。予約方法などを解説しています
【磯釣りのターゲット】グレ・チヌが人気のターゲット
磯釣りで特に人気の釣りがウキを使った「ウキフカセ釣り」です。
(ウキフカセ釣りは長いので「フカセ釣り」と呼びます。)
この記事でもフカセ釣りを解説していきます。
フカセ釣りでメインターゲットとなるのは
- グレ(クチブトグレ・オナガグレ)
- チヌ(クロダイ)
ウキを使った釣りで仕掛けも無限の組み合わせがありめちゃくちゃ奥が深い釣りです。
フカセ釣り以外でも磯ではルアーやジギングで狙う青物や根魚釣りも人気の釣りです。
【磯釣りの道具】安全装備と釣りのタックル
磯釣りでは様々な道具が必要です。
- 身を守る「安全装備」
- 釣りをするのに必要な「タックル・仕掛け」
大きく分けてこの2つの種類の道具が必要となります。
【安全装備】ライフジャケット・磯靴・キャップ・グローブ・サングラス
磯釣りでは安全の装備は必ず必要です。
- ライフジャケット
- 磯靴
- キャップ
- グローブ
- サングラス
これらの5つが必要になります。
特に
- ライフジャケット
- 磯靴
は必須です。命に関わることもあるので絶対に着用しましょう。
渡船を利用する場合、ライフジャケットと磯靴がないと船に乗せてもらえない場合があります。
釣りにおけるライフジャケットの選び方はこちらの記事を参考にしてください。
磯釣りの場合は「固型式」が必要です
磯靴の選び方を解説しているのこちらです
【タックル・仕掛け】竿・リール・ライン・ウキ・ハリ etc
磯釣り(ウキフカセ釣り)は釣りに必要な道具、タックル、仕掛けがめちゃくちゃ多いです。
フカセ釣りで1番人気のクチブトグレをターゲットとした標準的な仕掛けの号数を紹介します。
- 竿:磯竿の1.5号、5.3m
- リール:レバーブレーキ付きスピニングリール2500or3000番
- 仕掛け類:道糸・ハリス・ウキ止め糸・シモリ玉・ウキ・ウキストッパー・サルカン・ガン玉・ハリ
竿は5mもある長くて細い繊細な磯竿です。
長いので扱いに慣れるまで時間がかかると思います。磯竿の選び方はこちらにまとめています。
細仕掛けを使うフカセ釣りではライン操作が大切になってくるためリールはレバーブレーキ付きのスピニングリールを使います。
レバーブレーキリールの選び方はこちらです
見てもらって分かる通り、フカセ釣りでは仕掛けの小物類がとても多いです。
覚えるのが大変で最初は仕掛けを作るのも時間がかかります。
覚えて慣れるまで練習して体で覚えましょう。
僕もフカセ釣りを始めた頃はシモリ玉を入れ忘れることが多く、ウキがツーツーのことがよくありました!笑
【その他の道具】ロッドケース・バッカン・ヒシャク・タモ etc
安全装備、直接釣りに関する道具以外にも必要な道具があります。
- ロッドケース:大切な竿、リールなどの道具を守るために
- バッカン:撒きエサ(コマセ)を入れる容器
- ヒシャク:撒きエサを撒くための道具
- タモ:最後に魚をすくうために
- 水汲みバケツ:撒きエサを作るため・釣り場を洗うため
- クーラーボックス:夏は必須
磯釣りに行くならここまで紹介した道具が必要になります。
改めて書き出してみると多いですね・・・。
磯場はハードな釣り場なので大切な竿を傷つけてしまので、必ず用意しておきたいです。
磯釣りでは渡船屋さんでも道具のレンタルはありません。なのでバッカン類なども用意する必要があります。
(もしかしたらある渡船屋さんもあるかもしれませんが無いと思っていた方が良いです。)
コマセと同調させるフカセ釣りはコマセを撒くヒシャクが重要なアイテムとなります。
ヒシャクの選び方はこちらで解説しているので参考にしてください。
いきなり全てを一気に揃えるのは難しいのでエントリーモデルの安価なタイプや中古で揃ええると良いです。
借りることができる先輩アングラーがいるなら遠慮なく借りましょう!
竿、リールはシマノのエントリーモデルを使ってますが問題なく釣れます。
むしろ道具に頼ることなく腕が上達するかも!?
参考程度に僕が使っているエントリーモデルの竿とリールを紹介します。
ちゃんとしたメーカー物ですが比較的、手が出しやすい価格帯となっています。
他にも無くても釣りはできるけどあれば便利な道具もあります。
余裕があったり徐々に揃えていくと釣りが快適になるでしょう
【磯釣りの楽しみ方】まずは景色を楽しみましょう!
磯釣りはなんといっても景色が素晴らしいです。
四方を海に囲まれた磯場、自然が長年作り出した岩場の造形美など・・・。
磯に立ったらまずはその景色を楽しむことをオススメします。
日常では味わうことができない非日常感を必ず味わうことができるはずです。
初めての方は釣れなくても楽しいと思います。
【磯の魅力】魚影の濃さ
釣りでの磯釣りの魅力はやはり「魚影の濃さ」です。
手軽な堤防や近場の釣り場に比べて圧倒的に魚影が濃く色々な種類の魚や大きな魚に出会える確率が高いです。
狙ってなくても思わぬ魚に出会えることがあるのも磯釣りの魅力です。
【磯釣りの始め方】まとめ
磯釣りの始め方や道具の選び方、楽しみ方を僕なりに紹介しました。
- ライフジャケット
- 磯靴
- キャップ
- グローブ
- サングラス
- 磯竿
- レバーブレーキ付きスピニングリール
- ライン(道糸・ハリス)
- ウキ
- ハリ
etc
- ロッドケース
- バッカン
- ヒシャク
- タモ
磯釣りの魅力は景色の良さ、非日常感を味わうことができることです。
釣れなくても楽しいんです。
また魚は魚影が濃く、大きな魚も釣れます。磯で釣れる魚は美味しいです。
中には毒を持っている魚もいます。釣りに行くなら最低限の知識は持っておきましょう。
磯という場所、釣り、美味しい魚も全て味わって楽しむのはいかがでしょうか。
死魚は流れのままに流されるが、活魚は流れに逆らって泳ぐ。 by 内村鑑三(キリスト教思想家・文学者)
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