【かかり釣り(筏釣り)】 刺しエサの種類と付け方解説(写真付き)

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チヌ狙いのかかり釣りでは刺しエサの種類が他の釣りに比べると多いです。

この記事では初心者の方向けにかかり釣りで使うことが多い刺しエサの種類と付け方を解説しますので参考にしてみてください。

  • かかり釣りで使う「刺しエサの種類と付け方」

全部で5種類の紹介と解説をしています。

チヌチヌマン

今回紹介するエサ以外にもまだ刺しエサは種類があるので随時更新していきます。

目次

【かかり釣り】刺しエサの種類一覧

かかり釣りは他の釣りに比べて刺しエサの種類が多いことで知られています。

チヌ釣りの刺しエサの例

主にかかり釣りで使われるエサはこの4種類です。

  • オキアミ
  • ボケ(ニホンスナモグリ)
  • サナギ
  • コーン
  • 貝(アケミ貝)

まずは基本であるこれだけ覚えておけば大抵の釣り場で対応できます。

またかかり釣りでは「ダンゴ」と呼ばれる撒きエサに刺しエサを包んで魚を寄せながらチヌを狙う釣りです。

それぞれ解説していきます。

【オキアミ】オールシーズン必須の万能エサ

かかり釣りにおいてオキアミはオールシーズン、どの釣り場でも持っていくことが多いエサです。

刺し方はエビの形に沿って丸刺しが基本となります。

基本的な刺し方。尻尾から形に沿って刺す

活性が低い時は足が外側を向くように刺すとアピール力が上がります。

足が外側を向くようにエビ反りになるように刺す

エサの中で一番柔らかくアタリが出やすい、勝負が早いです。
反面、どんな魚でも食いついてくるのでエサ取りが多いとチヌまで届きづらいエサとなります。

最近ではマルキューさんなどのメーカーが出している加工オキアミが人気です。

しかし安く済ませるためにダンゴに混ぜるための冷凍ブロックのオキアミをそのまま刺しエサで使うことをオススメします。

冷凍オキアミを刺しエサとしても使っています。

【ボケ】生きエサでアピール力大

活きエサであるボケはモゾモゾとした動きでアピール力があります。

ボケは写真のようなプラの入れ物で輪ゴムでフタをして販売されています。

10匹セットで売っていることがほとんどです。

ボケが入った容器。

刺し方は尻尾の尾羽を内側に折りたたんで形に沿って刺します。

尾羽を折り込んで刺します。

お腹の真ん中あたりで針先を少し出すのが基本ですが食いが悪ければ胴のあたりまで刺すこともあります。

ボケの動きを制限しないように腹部らへんで針を抜いている。

オキアミ程ではないですが、エサ取りには比較的弱いエサとなります。

釣り場に着いたらバケツやオケに海水を張りその中にボケを入れて生かしておきます。

バケツに海水を張りボケを生かしておきます。

夏場は水がぬるくなるとボケが弱ってしまうので気づいた時に水の入れ替えをしてあげましょう。

朝イチのダンゴを入れていない状態のモーニングで落とし込みの釣りの時によく使われえるエサです。
その場にチヌがいれば一発で食ってくる可能性が高いです。

かかり釣りではぜひ持っていきたいエサの一つですが最近のボケは高価です。
またその日にエサ屋さんに行っても無いことが多いので絶対欲しい時は事前に予約しておくことがマストになっています。

【サナギ】最近のかかり釣りでは欠かすことのできないエサ

ここ数年でかかり釣りの定番エサと定着したのがサナギです。

「マルキュー・活丸さなぎ」です。

どこの渡船屋さんでも釣果情報を見てると必ずといっていいほどサナギがあります。

刺し方は縦にハリを隠すようにさします。針先が少し出ても問題ないです。

向きはあまり気にしません。針先は少し出ていても問題ありませんが気になる方は隠しても良いです。

餌取りが激しい時などは2〜3個刺すこともあります。

時には5個刺すときとも・・・・。

特に大型狙いやエサ取りが激しい時は複数個つける時もあります。

今のかかり釣りで1番必須のエサと言えます。
どの釣り場でも持って行くようにしています。

エサ取りに強くアタリが出ればチヌの確率が非常に高いエサです。

【コーン】昔からチヌ釣りの定番エサ

チヌはかなりの雑食で有名ですがコーンをエサにするなんて釣りをしない人からすれば理解できないかもしれません(笑)

スーパーなどで売ってい缶詰のコーン。

チヌ釣りでは昔からの定番エサでかかり釣りではよく使われているエサです。

1〜5個の数個掛けが多いです。

刺し方は1〜5個を針のサイズや状況に応じて数個刺すことが多いです。

チヌは黄色が見えているという研究結果もあり昔から使われているエサです。

エサ取りに非常に強くコーンで当たってきたらチヌの可能性がめちゃくちゃ高いエサです。
エサ屋さんにも売ってますがスーパーで売っている1缶150円ぐらいので十分です。

【貝(アケミ貝)】大型チヌには丸貝!

最近使われることが少なったエサが「貝(アケミ貝)」です。

しかし使い道はたくさんあり、刺しエサとしてだけでなく潰してダンゴに混ぜれば集魚効果も期待できます。

刺し方は貝殻をそのままの状態で刺す「丸貝」が基本となります。

そのままの状態でハリを刺す「丸貝」。

丸貝はエサ取りに非常に強いので小魚が湧いていてオキアミやボケでは全然もたない時に有効です。

丸貝でアタリが出れば高確率でチヌのことが多く、しかもデカいチヌであることが多いです。

チヌチヌマン

フグも貝が好きなので、デカいフグが釣れることも・・・。

釣り場によって全く反応が無いところもあるので予約の時に確認すると良いです。

釣り場に着いたらバケツに海水を張りそこで生かしておきます。

バケツに海水を張り生かしておきます。

アタリも面白いので余裕があればぜひ持って行きましょう。

【刺しエサの選び方】 1番は釣れているエサ

ここで紹介したエサを全て持っていく必要はありません。

エサのチョイスのポイントを僕なりにいくつか紹介、解説します。

  • 釣れているサイズ
  • 大型狙いor数釣り
  • 自分が好きなエサ

それぞれ解説していきます!

【釣れているエサ】 その釣り場でのアタリエサ

まず釣りに行く際に渡船屋さんのアタリエサの情報を仕入れます。

予約の電話の時に今よく釣れているエサを聞きます。

またHPで釣果情報も確認できます。

場所や時期などで釣れてくるエサが変わってくるので事前に情報を仕入れることは大切になります。

釣り場によって必ず必要なエサや不要なエサがあります。
例えば養殖小割り周辺では練りエサが必須だったり、逆にアケミ貝が不要だったりします。

【選び方】 大型狙いor数釣り

年無しの大型狙いなのか、数釣りを楽しみたいのかでエサも変わってきます。

  • 大型狙い:サナギ・コーン・ボケ
  • 数釣り:オキアミ・シラサエビ

一般的には大型狙いであればサナギやコーンなど”硬くて間の長い”エサになります。

また数釣りの代表的なエサは活きエサのシラサエビになります。

ただこれはそのエサでそのサイズが釣れやすいというだけです。

サナギでも20cm未満のいわゆるチンタサイズが釣れることもありますし、シラサで年無しが釣れることも当然あります。

【選び方】 自分が好きなエサを使う

これが1番大切かもしれません!

例えば初めて年無しを釣ったエサがボケならボケで釣れそうな気がしますし、それがサナギならサナギになると思います。

例えその釣り場でサナギでめちゃくちゃ釣れていても自分がサナギが釣れる気がしないなら釣れないような気がします・・・。

最終的には自分が使いたいエサを使う!

チヌチヌマン

でも釣れないエサなんてありません。
どのエサでも釣れるので信じて使い続けることも大切です。

【かかり釣りの刺しエサ】 まとめ

紹介した以外にもアケミ貝、シラサエビ、ネリエなどあります。

かかり釣りの刺しエサ まとめ
  • オキアミ:万能エサ
  • ボケ:活きエサでアピール力に特化
  • サナギ:今や必須のエサ
  • コーン:チヌ釣りの定番エサ

かかり釣りはエサの種類が多いので全てのエサを毎回持っていくとお金もかなりかかるので今回紹介させて頂いた選び方も参考にしてもらえればと思います。

なんかサナギやと釣れそうにないなぁ・・・。

コーンでほんまに魚って釣れんの?

と思うこともあるかもしれませんが、絶対どのエサでも釣れるので信じて使いましょう。

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この記事を書いた人

海釣りを中心に僕の趣味をこのブログに置いています。
釣りはグレのフカセ釣り、チヌのかかり釣りをメインに運営しているブログです。
他にもアウトドア、グルメ、ファッションなど扱っており、
「趣味に生きる男」を目指しています。

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