【釣りエサ】釣りエサの種類と特徴を解説

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釣りに使うエサはたくさんの種類があります。

釣りエサの種類とそれぞれの特徴や使い方を解説します。

この記事を読んで分かること

  • 釣りエサの種類
  • 各エサの特徴

釣りエサの種類と各エサの特徴を紹介します。

釣ってみたい魚やフィールドに応じて使い分けてみてください。

目次

【釣りエサの種類】「エサ」と「擬似餌」

釣りエサには大きく分けて2つに分類されます。

  • エサ:”栄養がある”魚が食べることができる物
  • 擬似餌:”栄養が無い”魚が食べることができない物

「エサ」は栄養があり魚が食べれるものを指します。

擬似餌は栄養はなく魚は本来食べれないものでルアーなどが当たりますが、それらも「釣りエサ」となります。

釣りエサ一覧表です。

釣りエサの種類・一覧表
チヌチヌマン

この記事では魚にとって栄養のある「エサ」に絞って解説していきます。

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【エサと擬似餌の違い】エサの方が釣りやすい

魚種やサイズを問わず魚が釣れやすいという点においては擬似餌よりエサの方が圧倒的に釣りやすいです。

「擬似餌」はルアーやエギ、毛バリなど動かし方に経験が必要となり魚に食わせるには経験が必要です。

「エサ」であれば仕掛けがズレていたり少しぐらい活性が低くとも喰ってくれる確率は高いです。

擬似餌はフィッシュイーターなどの肉食魚をターゲットにしているので大きな魚を狙うには適しています。

エサ釣りがオススメな人
  • 小さくても良いからとにかく魚を釣りたい
  • 複雑な仕掛けを作ってみたい
擬似餌がオススメな人
  • 大きな魚を釣りたい
  • ダイナミックな釣りがしたい

ただ魚類では小型に分類されるアジをルアーで狙うアジング、
逆にキビナゴを使って大型魚を狙うするするスルルーという釣りもあります。

エサか擬似餌か?ではなく、釣ってみたい魚、やってみたい釣りで始めるのが1番良いです。

【エサの種類】生エサ・加工エサ

魚が食べることができ栄養のある「エサ」は擬似餌より魚が釣りやすいです。

栄養のあるエサはさらに2つに分類ができます。

  • 生エサ:そのままの状態
  • 加工エサ:生エサを原料とし加工を施したもの

さらに生エサをさらに2つに分けることができます。

  • 活きエサ:生きているエサ
  • 貯蔵エサ:生きてないエサ
生エサ

【生エサ】活きエサ・貯蔵エサ

釣りにおいて(特に海釣り)よく使うエサと言えば「生エサ」です。

生エサは「活きエサ」と「貯蔵エサ」に分類することができできます。

一概にどちらが優れているとは言えません。
しかし特定の釣りでは活きエサでないと成立しない釣りもあります。

【活きエサ】生きているエサ

活きエサはその名の通り「生きているエサ」です。

活きエサの特徴

  • 生きているので動きでアピールできる。
  • 低活性時でも他のエサに比べ釣りやすい。
  • 割高なことが多い。
  • 運搬、保管方法に気を遣う。
  • 触ることに抵抗がある。
代表的な活きエサ
  • アオイソメ:海釣りで使う活きエサで最もポピュラーな活きエサです。多くのエサ屋さんで販売しており手頃な価格で手に入れやすいエサです。シロギス、チヌ、カレイ、アジ類、カサゴ類、など幅広い魚種に効果があります。
  • スジエビ:シラサエビという名前でも知られています。ピンピン跳ねる動きで高いアピール力があります。チヌ釣りの他、メバル、小型のスズキ、海上釣り堀でもよく使われます。
  • アジ:大物狙いの泳がせ釣りやアオリイカ狙いのヤエン釣りで使われます。
  • ボケ:正式名称「ニホンスナモグリ」と言い干潟、砂泥地に生息しています。チヌ狙いのかかり釣りではメジャーなエサとなります。
チヌ釣りで定番の活きエサ「ボケ」

どんな魚でも良いから釣りたいという方にオススメです。

またヤエン釣りのように生きているアジでないと成立しない釣りもあります。

【貯蔵エサ】冷凍されたエサ

エサに使う生物を冷凍したものを「貯蔵エサ」と言います。

冷凍されたものは輸送技術、クーラーボックスの進化もあり持ち運びが容易になりました。

貯蔵エサの特徴

  • 入手が簡単。
  • 長期間の保存が可能。
  • クーラーボックスがあれば運搬が容易である。
  • 容量が多くコスパに優れている。
代表的な貯蔵エサ
  • オキアミ:海釣りにおいて最もポピュラーなエサの一つです。レンガのような形状に冷凍されていることが多いです。寄せエサ、刺しエサどちらにも使うことができ用途が広いです。
  • アミエビ:オキアミより小型で主に撒きエサとして使います。集魚効果が高く活性を上げたい時に撒きます。
  • アサリ:活きエサとしても使うことがあるアサリですが冷凍でも売られています。剥き身の状態で冷凍されています。カワハギ釣りで圧倒的な人気があります。
オキアミはブロックで販売されていることが多い。

【加工エサ】乾燥・粉末にしたエサ

生エサを乾燥、粉末に加工したものを「加工エサ」と言います。

加工エサ

加工エサの特徴

  • 複数の加工エサを配合したものを「配合エサ」と言う。
  • 配合エサを水で練ったものを「練りエサ」と言う。
  • グレ、チヌ、ヘラブナ釣りでよく使われる。
  • オキアミに混ぜることで遠投性、コントロール性が格段にアップする。
  • エサメーカーが成分などを研究、開発しているので集魚力に優れる。
  • 長期保管が可能。
  • 高価である。

サナギ粉やにんにく粉末などが加工エサにあたります。

またそれら様々な素材を混合して作られたものが「配合エサ」となります。

代表的な加工エサ
  • 細びきさなぎ荒びきさなぎ:さなぎを粉末状にした加工エサです。チヌ釣りに使われることが多く配合エサに混ぜることで集魚力アップを狙います。
  • ニュー赤だんごチヌ:チヌ釣りの「ダンゴ」として知られる配合エサです。とても使いやすく筏釣り初心者の方にもオススメです。
  • グレパワーV9:グレ狙いのフカセ釣りで使う配合エサです。フカセ釣りで最もメジャーな配合エサの一つで赤いのが特徴です。
  • バラケマッハ:ヘラブナ釣りで人気の練りエサです。年間を通して使うことができるベースエサです。

グレ、チヌ、ヘラブナ釣りではこれらの加工エサをブレンドして使うことが多いです。

のブレンドがそれぞれ釣り人のこだわりが出るところで面白いところでもあります。

代表的な加工エサ「細びきさなぎ」

【釣りエサ】まとめ

一口に釣りエサと言ってもめちゃくちゃたくさん種類があります。

今回この記事では大まかな分類とその中でも代表的なエサを紹介しました。

釣りエサ・まとめ
  • 「エサ」と「擬似餌」に分けられる。
  • エサは「生エサ」と「加工エサ」に分けれらる。
  • 生エサは「活きエサ」と「貯蔵エサ」に分けられる。
釣りエサ一覧表・まとめ

釣ってみたい魚ややってみたい釣り、フィールドに応じてエサの使い分けをしてみてください。

エサを理解して使い分けることで釣果にも繋がると思います。

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この記事を書いた人

海釣りを中心に僕の趣味をこのブログに置いています。
釣りはグレのフカセ釣り、チヌのかかり釣りをメインに運営しているブログです。
他にもアウトドア、グルメ、ファッションなど扱っており、
「趣味に生きる男」を目指しています。

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