磯釣りで便利なアイテム「ピトン」を紹介します。
ピトンは大切なロッドとリールを守るアイテムです。
- 磯釣りで使う「ピトン」とは何か?
- ピトンの役割
- ピトンの使い方
大切なロッドやリールを守るために用意持っておくと便利なアイテムです。
【ピトンとは?】竿を置いておくアイテム
ピトンは金属製の棒で竿受けや道具を引っ掛けられるようになっています。
フカセ釣りでは竿受け、荷物を掛けておくアイテムとして使います。
【ピトンの役割】大切な道具を守る
ピトンの役割は大切な竿や道具を置いたり引っ掛けたりして使います。
- 竿の仮置きとして竿受けの役割
- 荷物を引っ掛けて流されないようにしておく役割→特に足場の低い磯場など
竿受けとしての役割
竿を置く竿受けとして置くことで、大切なリールやロッドを地面に置かずに済みます。
なので傷がつくことを防ぐことができます。
荷物を引っ掛ける「荷受け棒」としての役割
ロッドケースなどの荷物を引っ掛けておくことで不意の波で荷物が流されることを防ぎます。
特に足場の低い磯場などで波がかぶるようなポイントではあると安心です。
ピトンの設置方法を手順通りに解説
必要なものと磯場への固定のやり方を紹介します。
【必要なもの】3点セット
必要なものは3点になります。
- 竿受けが付いたピトン本体
- ピトンを固定するクサビ
- ピトンハンマー
磯場への固定のやり方
では実際に磯場への固定のやり方を紹介します。
慣れてしまえば意外と簡単にできるようになります。
ポイントに到着したらピトンを刺せそうな箇所を探します。
- 岩場の割れ目
- 以前にもピトンを刺していたであろう穴
こういった箇所が刺しやすくて安定します。
何の取っ掛かりもない箇所に打ち込むのはさすがに難しいと思います。
まずは本体を見つけた割れ目や穴にグッと押し込みます。
あまりにも入らなかったり、スカスカすぎる場合は倒れる可能性もあるので注意しましょう。
本体を固定するようにクサビを打ちます。
この時、専用のピトンハンマーを使うと打ち込みやすいです。
ピトンハンマーでクサビをカンカン打つと次第にぴとんがぐらつかなくなります。
ゴムハンマー、樹脂ハンマーなどクサビをしっかりと打ち込めないことがあります。
できれば金属製のハンマー、可能であれば専用のピトンハンマーがあればスムーズに打ち込むことができます。
クサビを打てたらしっかりと固定できているか確認しましょう。
グラグラしていると竿を置いたときに倒れてしまいます。
しっかり固定されていると手で揺らしてもほとんどブレません。
しっかりと固定できているか確認できたら完璧です。
竿受けとして、荷物受けとして自分の使いやすいように使っていきましょう。
【磯釣り便利アイテム・ピトン】まとめ
磯釣りであれば便利なアイテムとして「ピトン」を紹介しました。
- 竿受けとしての役割
- 荷受け棒としての役割
- 磯場への設置方法を解説
磯場はトゲトゲした岩場や貝殻などがあり直に地面に置くと竿やリールがすぐに傷つきます。
ピトンを利用して大切な道具を守りましょう。
糸は結び目、鈎は尖、竿は穂持が命。 by 上田尚(日本・作家)