2024年にシマノから発売されたレバーブレーキリール「BB-X テクニウム ファイアブラッド仕様」のレビュー、紹介をしていきます。
本体を写真での紹介と実釣レビューとなります。
- 「シマノ BB-X 24’テクニウム ファイアブラッド仕様」の紹介、レビュー
- 本体を写真で紹介
- 実釣レビュー
僕自身、初めてのハイエンドモデルのリールとなります。
正直に言うと僕は初心者〜中級者ぐらいですが、竿ほどの恩恵を受けたとは感じづらかったです。
その辺りも正直にレビューしていこうと思いますので良ければ参考にしてみてください。
2024年限定生産モデルのためメーカーの公式HPの掲載も無くなっています。
【BB-X 24’テクニウム ファイアブラッド】XXGのハイギア仕様を購入
購入したのは「シマノ BB-X 24’テクニウム ファイアブラッド仕様」です。
ちなみに同時に発表された竿の「ファイアブラッドグレ ダイブマスター」と玉の柄の「ファイアブラッドタマノエ」も一緒に買いました。

【4モデルのみ展開】XGとXXG・右、左ハンドル
このリールの展開はシンプルでギア比が”XG”と”XXG”の2つ、ハンドルが左右で合計4モデルの展開となっています。
| 品番 | ギア比 | 自重(g) | 最大巻上長(cm) | 本体価格(円) |
|---|---|---|---|---|
| C3000DXG S L | 6.6 | 250 | 98 | 104,800円 |
| C3000DXG S R | 6.6 | 250 | 98 | 104,800円 |
| C3000DXXG S L | 7.2 | 250 | 107 | 104,800円 |
| C3000DXXG S R | 7.2 | 250 | 107 | 104,800円 |
僕は手返し重視の”XXG(ダブルエキストラハイギア)”にしました。
【各部を写真で紹介】フラッグシップモデルらしい高級感
本体を写真で紹介していきます。
全体はブラックをベースにレッド、ゴールドの配色でフラッグシップモデルらしい高級感を感じます。
外箱はブラックに赤字で”BB-X TECHNIUM FIREBROOD”の文字。

もちろん専用のリール袋が付属しています。
汎用品ではなく専用の物って所有欲を満たしてテンション上がりますよね?

本体はブラックのボディにファイアブラッドのレッドが配色されています。

差し色にゴールド
スプールには「ハイレスポンスドラグスプール」が標準装備となっています。

ローターには”MGL”。フット部にゴールドの文字で”SUT BRAKEⅡ”と”FIRE BROOD”のロゴです。

レバーブレーキはレッドで付け根にゴールドのカラーリングです。

竿はファイアブラッドグレと合わせるとトータルコーディネートの完成です。

【実釣レビュー】竿ほど違いを実感できないのが正直・・・
ここからは実釣レビューです。
まず最初にお伝えしておきます。
エントリーモデルとの大きな違いは素人にはそんなに分からない!です。笑
厳密に言うと、性能はめちゃくちゃ上がってます。
ただ竿は釣果にモロに結果をもたらしてくれましたが、それほどの違いを感じることはできないという意味です。
使ってみて僕が感じたところをレビューしていきます。
【軽い】1日持てば疲労感が違う
持ってみるとラリッサより「ちょっと軽いな〜。」と感じました。
実際に計りで測ってみると・・・
- ラリッサ:268g
- テクニウムファイアブラッド:252g
と約15gの差がありました。
夏場など丸1日釣りをすると疲労感が違いました。
【滑らか】段違いの回転性能
ハンドルを回した時の”滑らかさ”は段違いに良いです。
- ラリッサ:回し始めにほんの少し重さを感じます。
回している時も若干、摩擦の抵抗みたいなものを感じます。 - テクニウムファイアブラッド:回し始めも回り始めてからも、すごく滑らかな回転をします。
この回転性能はさすがのシマノです。
しかし同時に比較すると違いが分かりますがラリッサでも滑らかで十分な回転性能です。
初心者の方などはシマノ、ダイワであればエントリーモデルでも満足できる性能です。
【SUTブレーキⅡ】ハンドルが逆回転しないのは凄い
シマノのハイエンドモデルのレバーブレーキリールに搭載されている機能といえば「SUTブレーキⅡ」です。
ブレーキを離してライン放出時にハンドルがハンドルが逆回転しない機構。
通常であればハンドルも一緒に逆回転する。
シマノ独自の技術。

ハンドルが回らないので放出時に竿がブレにくいので常に安定した姿勢をキープしやすいです。
まぁでもとはいえ、一般の釣り人がどこまでこの機能の恩恵を感じることができるかは微妙なところだと思います。
仕掛けを流す、回収、やり取り、すくう、などある方がやりやすいです。
テクニウムほどの金額を出して欲しい機能なのか?と問われれば「絶対オススメです!」とは自信を持って言えません。
SUTブレーキⅡが欲しいならワンランク下のハイパーフォースがコスパに優れていると思います。
【悪い点・デメリット】コスパは悪い・・・?
悪い点、デメリットではないですが・・・。
竿のフラッグシップモデルほど一般ユーザーには違いが分からない。
竿は明確に
- キャストがしやすくなった
- やり取りが楽になり釣果が上がった
などのメリットを大きく感じることができました。
しかしリールはそこまで明確に恩恵を感じることができませんでした。
これは僕がそこまで釣りの感覚を養えていないからだと思います。
めちゃくちゃやり込んでいる上級者の方は大きな違いとして感じているのだと思います。
中級者ぐらいの僕からアドバイスするなら
リールより竿にお金をかけるべき!!
です。個人的な意見ではありますが、断言します。
【シマノ BB-X 24’テクニウム FB仕様のレビュー】まとめ
2024年に購入したリール「BB-X24’テクニウム ファイアブラッド仕様」のレビュー、紹介をしました。
- 購入モデル:XXGのハイギア
- 各部を写真で紹介:ブラック、レッド、ゴールドのカラーリング
- 実釣レビュー①:16’ラリッサより軽く疲労感は違う
- 実釣レビュー②:段違いの回転性能
- 実釣レビュー③:SUTブレーキⅡは凄い。ハンドルが逆回転しないのはグッド。
- 悪い点、デメリット:コスパは悪いと感じる・・・。
先ほども書いていますが僕の感覚としては竿ほどの恩恵は受けることができずコスパは悪いなーという感じです。
新製品が出ればメーカーやテスターは良いことしか言いません。
一般ユーザーのこうした正直な声を聞いておくのも有りではないですか?(笑)
しかしエントリーモデルと比較して性能が高いのは間違いありません。
特に「SUTブレーキⅡ」はシマノ独自の技術でハンドルが逆回転しないのは凄いな感じています。
各販売店さんにはまだ在庫があるみたいなので検討している方は参考にしてみてください。



水清ければ大魚なし。 by 范曄(南朝宋/政治家・文学者・歴史家)


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