磯釣りに行ってみたいけど周囲にする人がいなくて、どうすれば良いか分からない。
という方に向けて渡船の予約から当日の流れまでを紹介、解説します。
この記事を読んで頂ければ予約から当日、回収までの流れが分かります。
是非最後までご覧ください。
【磯釣りの予約方法】 基本は電話にて
磯釣りの予約は基本は電話予約となります。
最近ではHPの予約フォームからできる渡船屋さんもあります。
しかしほとんどが電話のみとなっています。
各渡船屋さんのHPを確認しましょう。
ただ初めての場合、電話で聞いてからの方が確実だと思います。
では実際の予約から当日の流れを解説します。
①【釣行日を決める】 天気をしっかり確認
まずは釣行日を決めます。
ただ磯釣りは強風や波が高い、海がシケているなどの予報だと休船になる場合が多々あります。
なるべく悪天候は避けて天気の良い日で決めたいところです。
特に初めての初心者の方は風が強い、雨が降るなどハードな環境はやめた方が良いです。
磯場は通常でも危険が伴う上に天候不良など重なるとさらに気を遣うことが増えます。
慣れなうちはできるだけ天気が良い日を選ぶようにしましょう。
Windy.com – 天気とレーダー
Windyty, SE無料posted withアプリーチ
②【渡船屋さんを決めて予約をする】 前日の夕方までに
釣行日が決まれば渡船屋さんを決めます。
磯渡しの渡船屋さんは全国各地にたくさんあります。
周囲で釣り仲間がいれば教えてもらったり、ネットで情報を仕入れましょう。
- 「〜〜〜県 磯渡し」
- 「〜〜〜市 磯釣り 渡船屋」
などのキーワードで調べるとたくさん出てきます。
また最近ではYouTubeでも動画たくさんアップロードされているのでYouTubeなどの動画サイトで検索しても良いと思います。
予約は前日の夕方までにするようにしましょう。
船長さんは朝が早いので20:00以降だと寝ていることも多いです。
予約はできるだけ早めにしておきましょう。
【前日に出船確認】
天候や海の状況により休船になることがあります。
出船の可否は前日に確認を電話をしないといけない渡船屋さんもありますので予約の際に確認しておきましょう。
予約の際に渡船屋さんから「前日に確認の連絡をください。」と言われるのでそんなに気にしなくても大丈夫かと思います。
③【エサの予約】 必要に応じてエサの予約
渡船屋さんの予約もできて前日の出船確認もできたらエサの予約をします。
グレ釣りなら冷凍オキアミの解凍をエサ屋さんでお願いできます。
- 生orボイル
- サイズ(M・L・LL etc)
- 数量(3kgを何枚)
- 撒きエサのみor刺し撒き兼用
予約時に到着時刻を伝えておけばそれに合わせて回答もしてくれます。
また全解凍or半解凍の希望を聞いてくれるエサ屋さんもあります。
④【釣行当日】 30分前には着いておく
釣行当日は出船時間の30分前には港に到着しておきましょう。
着替えや道具の準備をして、渡船屋さんによっては乗船名簿の記入が必要となります。
荷物の積み込みや乗船は船長の指示があるまで待機しておきます。
磯場の降りる順番により荷物を乗せる順番も変わるためです。
出船して船が動いている間は座って呼ばれるまで待機をしておきます。
⑤【渡礁(としょう)】 焦らず慌てずに
船長に呼ばれ順番がきたら船首まで移動します。
この時に荷物も全て船首まで移動させておき渡礁の準備をします。
磯渡しの時が危険で落水の可能性が1番高く危ないので”焦らず”、”慌てず”、”ゆっくり”で良いので磯に渡りましょう。
- 船が磯に押し付けて安定してから渡る(船長が「今渡って!」とアナウンスしてくる場合も
- 荷物は持たずに身体だけ先に磯に渡る
- 荷物は他のお客さんが渡してくれるので受け取ったら落ちない場所にひとまず置く
- 全ての荷物を受け取ったらまずは安定した場所で落ち着く
他のお客さんがいる場合、荷物はバケツリレー方式で渡してくれます。
慌てずにゆっくりで良いので確実に行いましょう。
自分1人の場合は荷物は片手に持って片手は絶対に開けた状態で渡ります。
⑥【回収】 余裕を持って片付ける
回収時間の20分前には納竿をして片付けます。
最後に撒きエサなどで汚れた釣り場を海水などで流してキレイな状態にしましょう。
釣り場で出たゴミなども残さないようにします。
次に乗った人が気持ちよく釣りができるように心がけます。
船に乗る際は渡礁と同様に焦らずに気をつけて乗ります。
荷物は先に船に乗っている方がいたら受け取ってもらいます。
【磯釣りの予約〜当日までの流れ】 まとめ
磯釣りの予約から釣行当日までの流れを紹介しました。
- 釣行日を決める:天気を確認
- 渡船屋さんを決めて予約の電話:前日の夕方までに。前日に出船可否の確認を。
- エサの予約
- 釣行当日:出船30分前には港に着いておく
- 渡礁:焦らず、慌てずに
- 回収:余裕を持って片付ける
磯釣りは最もハードな環境の釣りの一つと言われており危険度も高いです。
そのためやったことがない方にとってはかなりハードルが高い釣りと言えます。
しかししっかりとした安全装備をして、ルールを守れば必要以上に怖がることはありません。
磯場という非日常な環境での”遊び”はそう多くはないと思います。
事前準備と知識、ルールとマナーを守って楽しいフィッシングライフを送りましょう。
磯釣りで必要なライフジャケットは岩場に当たっても穴があく心配が少ない「固型式(発泡剤)」のライフジャケットを着用しましょう。
膨張式は岩場や貝殻に当たると穴が空いて膨らまないことがあります。
下の記事で紹介、解説していますので参考にしてみてください。
愛をもとめる心は、悲しい長いつかれの後にきたる。それはなつかしい、おおきな海のような感情である。 by 萩原朔太郎(詩人/1886〜1942年)
コメント