リールを選ぶ時の項目の一つに「ギア比」があります。
この記事ではスピニングリールのギア比について解説します。
- スピニングリールのギア比とは?
- ハンドル1回転でローターが何回転するか?
- シマノ、ダイワのギア比の区分と品番の見方
- ローギア、ハイギアの特徴と使い分け
スピニングリールのギア比について解説します。
リールの2大メーカーのシマノとダイワの品番の見方も紹介します。
スピニングリールを選ぶ参考にして頂けると幸いです。

【ギア比とは?】ハンドル1回転あたりのローターの回転数
まずギア比とは何か?
ハンドル1回転あたりローターが何回転するか
を表しています。
なので「ギア比5であればハンドルを1回転させるとローターが5回転する」ということです。
メーカーのHPやカタログ下には必ずギア比の表記があります。

このギア比の数字が大きいほどハイギア、小さいほどパワーギア(ローギア)となります。
【シマノ、ダイワのギア比】区分と表記
リールの2大メーカーであるシマノとダイワではギア比の区分と表記が少し違います。
それぞれのメーカーで紹介します。
【シマノのギア比】区分と表記
シマノのギア比の表記と区分です。
機種によって違いますが、大体このぐらいの数字になります。
| シマノのギア比 | ||
|---|---|---|
| パワーギア | PG | 〜4.9 |
| ノーマル | 無印 | 5.0〜5.5 |
| ハイギア | HG | 5.6〜6.0 |
| エキストラハイギア | XG | 6.1〜6.6 |
| ダブルエキストラハイギア | XXG | 6.7〜 |
またギア比は品番の末尾に付きます。

品番の見方は最初のうちはややこしいですが、慣れてしまえば簡単です。


【ダイワのギア比】区分と表記
ダイワのギア比の区分と表記です。
| ダイワのギア比 | ||
|---|---|---|
| パワーギア | P | 〜4.9 |
| ノーマル | 無印 | 5.0〜5.4 |
| ハイギア | H | 5.5〜5.9 |
| エキストラハイギア | XH | 6.0〜 |
ちなみにダイワはギア比の区分をカタログに掲載してくれています。

ダイワの品番の見方は後ろから2番目となります。
(末尾は特殊表記でハンドル形状などを表記。特殊表記がなければギア比が末尾。)


品番だけを見ると正確なギア比を見落とす可能性があります。
必ず一緒に「ギア比の数字」も確認するようにします。
【各ギア比の特徴と使い分け】ローギア:強い ハイギア:速い
一般的なローギア、ハイギアのそれぞれのメリット、デメリットを紹介します。
【ローギアのメリット】パワーがある
ローギアは「パワーギア」とも言い、その名の通り巻き上げ力が強く、パワーがあります。
- 巻き上げ力が強い
- パワーがある
- 巻き取りスピードをゆっくりできる
- 回転が軽い
巻き上げ力が強く、パワーがあるので負荷がかかった状態でも巻き上げることができます。
そのパワーで強引に魚の頭をこちらに向かせることも可能です。
【ローギアのデメリット】遅い
ローギアのデメリットです。
- 巻き上げが遅い
- 巻き感度が悪い
ローギアでよく言われるデメリットは「巻き上げが遅い」点です。
巻き上げが遅い分、手返しが悪くなります。
またパワーが強い分、水中からの情報が伝わりづらくなります。
【ローギアがオススメの場面】パワーが必要
一般的にローギアがオススメの場面を紹介します。
- パワーが必要な大型ルアーやジギング
- 大型魚とのやり取り
- 釣り場に瀬や根がたくさんある
- ゆっくり巻きたい時(タイラバ、アジングetc)
水抵抗の大きなルアーを使う時やパワーの必要な大型魚とのやり取りに力を発揮します。
またルアーやジギングをゆっくりとしたスピードで引きたいときにオススメです。
タイラバやアジング、バスフィッシングで使われていることが多いです。
【ハイギアのメリット】巻き取りが速い
続いてハイギアのメリットです。
- 巻き取りが速い=手返しが良い
- ラインメンディングがしやすい
- 巻き感度が高い
- ラインテンションが抜けにくい=ハリ外れしにくい
やはりハイギアの1番のメリットは「巻き取りが速い」ということです。
巻き取りが速ければ「ラインテンションが抜けにくい」に繋がります。
また魚が手前に走ったとしても追従させやすいので「ハリ外れしにくい」です。
仕掛け回収が速くなり手返しが良くなるので仕掛け投入の回数が増えます。

【ハイギアのデメリット】回転が重い
ハイギアのデメリットです。
- 回転が重い
- 巻く力が弱い
ノーマルやローギアと比べると回転が重たいです。
速さに特化しているのでパワーが弱く大型魚や大型ルアーには不向きです。
【ハイギアがオススメの場面】手返し重視
ハイギアがオススメの場面を紹介します。
- 手返し重視の釣り
- フカセ釣り
どんな釣りでもそうですが、手返し重視ならハイギアがオススメです。
またグレ、チヌ狙いのフカセ釣りではほとんどの方がハイギアを愛用しています。
チヌチヌマンちなみに僕はフカセ釣りではシマノのBB-XテクニウムのXG(エキストラハイギア)を使っています。下がレビュー記事になります。


【ローギアorハイギア】釣り人の好み
最後にローギア派、ハイギア派の論争です。
元も子もない結論ですが、(笑)
ギア比は釣り人の好みによる。
初心者の方で最初の1台に迷っているならノーマルギアを選んでおけば問題ないです。
正直、最初の頃はローギアかハイギアかなんて違いも分からないと思います。
あえて言うなら・・・
全体的に今のフィッシングシーンはハイギア派が圧倒的に多いです。
上級者の方が特殊な場合にローギアを使い分けている印象です。
【リールのギア比とは?】まとめ
リールのギア比について解説しました。
- ギア比とは?ハンドル1回転あたりのローターの回転数
【シマノとダイワのギア比の区分と表記】
| シマノのギア比 | ||
|---|---|---|
| パワーギア | PG | 〜4.9 |
| ノーマル | 無印 | 5.0〜5.5 |
| ハイギア | HG | 5.6〜6.0 |
| エキストラハイギア | XG | 6.1〜6.6 |
| ダブルエキストラハイギア | XXG | 6.7〜 |
| ダイワのギア比 | ||
|---|---|---|
| パワーギア | P | 〜4.9 |
| ノーマル | 無印 | 5.0〜5.4 |
| ハイギア | H | 5.5〜5.9 |
| エキストラハイギア | XH | 6.0〜 |
【各ギア比の特徴】
- ローギア:パワーがある。巻き取りが遅い。
- ハイギア:巻き取りが速い。回転が重い。
ローギア、ハイギア論争は常にありますが、結局は釣り人の好みになります。
難しい選択ではありますが、自分にピッタリなリールが見つければいいなと思います。






みて覚える。それだけ。 by 松田稔(日本・磯釣り師)

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