【海釣りで釣れる毒魚】 ”刺さる”と危ない魚 まとめ(一応食べ方も紹介)

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海釣りで釣れる毒魚を紹介していきます。

安全に釣りを楽しむために最低限の知識をつけましょう。

子どもと一緒に釣りをする親御さんは特に知っておいてほしい知識です。

目次

【海釣りで釣れる毒魚】 ヒレに毒針と身体に毒を持つ2種類

海釣りで釣れる主な毒魚はオモに主に2種類です。

  • ヒレに毒針を持つ危険な魚
  • 内臓や身の体内に毒があり食べると危険な魚

どちらも気軽な堤防からの釣りでも釣れることがあるので海釣りをする人なら全ての人が出会う可能性が大いにあります!

よく出くわす毒魚を紹介するので覚えて痛い目に合わないようにしましょう!

今回は”ヒレに毒針を持つ危険な魚”紹介していきます。

【毒魚】 ヒレに毒針を持つ魚

海釣りでよく釣れるヒレに毒針を持つ魚から紹介します。

うっかり素手で触ってしまうと刺されて病院送り・・・なんてこともあります。

この記事を見て、魚を覚えて触らないようにしてください。

魚を掴むための魚バサミがあるので素手では触らずハサミで掴むようにしよう。

【ゴンズイ】 背ビレ、胸ビレに毒針

ゴンズイは”背ビレ””胸ビレ”に毒針を持っています。

刺されると激しい痛みに襲われます。

注意すべきは「ゴンズイは死んでも毒は消えない。」ということです。

ゴンズイの毒はタンパク質性で熱に弱いです。

万が一刺された場合は熱めのお湯に皮膚をつけて毒を溶かすようにしましょう。

ゴンズイのヒレは非常に硬く鋭いのでクロックスなどのサンダルを貫通して足に刺さることもあるようです。
たまに釣り人が堤防などで放置しているのを見かけますが安易に触らないようにしましょう。

【ゴンズイ】 基本情報

  • 名前:ゴンズイ
  • 分類:ナマズ目ゴンズイ科ゴンズイ属
  • 体長:10〜25cm
  • 生息域:沿岸の岩礁域

その見た目通り、ナマズ属に属しています。

ゴンズイは大きな群れで岩礁帯に潜んでおりその様は「ゴンズイ玉」と呼ばれています。

1匹釣れるとゴンズイ祭りになることもしばしば。

【ゴンズイ】 食味・味噌汁が美味しい。(らしい)

そんなゴンズイですが食べると意外と美味しいらしいです。

オススメは味噌汁。

しかしもし持ち帰るならきっちりとヒレを切ってからにしましょう。

【アイゴ】 ヒレ全てに毒あり

アイゴは背ビレ、腹ビレ、しりビレ全てに毒を持っています。

アイゴの毒性はタンパク質性。熱に弱いので刺されたら応急処置としてお湯に浸します。

チヌ釣りやグレ釣りの外道としてよく釣れます。

大きさに似合わずすごくよく引くので釣りとしては面白いです!

【アイゴ】 基本情報

  • 名前:アイゴ
  • 分類:スズキ目アイゴ科アイゴ属
  • 体長:15〜40cm
  • 生息域:岩礁、藻場

地域によっては「バリ」と呼ぶことも。

多くの釣り人は「毒がある」「磯臭い」などの理由からリリースします。

【アイゴ】 食味・新鮮なら刺身でもグッド。

リリースされることが多いアイゴですが実はすごく美味しい魚です。

僕はイカダで釣れた40cmのアイゴを刺身で食べたことあります。

見た目は綺麗な白身で少し独特の味わいがありますがマダイにも負けず劣らず美味しかったです。

スーパーなどで並ぶことはほぼないので釣り人特権の魚です。

もし持って帰るなら釣れてすぐに内臓とエラを処理してしっかりと血抜きを行いましょう。
アイゴの臭さの原因は内臓から身に移ると言われています。

【ミノカサゴ・ハオコゼ・オニカサゴ】 カサゴ系は全て注意!

これらのカサゴ系は背ビレに毒を持っていることが多いです。

またカサゴ系は見た目では毒のある種とない種の判別が非常に難しい魚です。

  • 素手で触らない
  • フィッシュグリップを使う
  • 持ち帰るならヒレは全て切り落とす

これらを徹底すれば刺されることは少なくなるでしょう。

【カサゴ系】 基本情報

  • 名前:カサゴ
  • 分類:カサゴ目に属する
  • 体長:10〜30cm
  • 生息域:岩礁帯、砂泥底

この3種とも見た目はなかなか毒々しいです。

カサゴ系の見た目を覚えておいて種類が断定できなくとも「全部毒がある!」と思って対処するのが良いでしょう。

【カサゴ系】 食味・やっぱり全部美味しい・・・。

カサゴ系は基本的にどの種も美味しいです。

高級料亭などで扱われる魚なので当然と言えば当然ですが・・・。

なので釣れたらぜひ持ち帰って食べたいのですが取り扱いには細心の注意を払いましょう。

【アカエイ】 尾にあるトゲに毒あり

エイ特有の平べったい身体に細長い尻尾。

その尻尾の真ん中あたりに鋭いトゲを有してここに毒を持っています

沿岸近郊に生息しており意外と釣れるので知識は持っておきましょう。

【アカエイ】 基本情報

  • 名前:アカエイ
  • 分類:エイ目アカエイ科アカエイ属
  • 体長:最大100cm(尾は除く)
  • 生息域:浅海の砂底

釣り人の間では「エイ」の通称で知られています。

これを専門に狙う釣りは聞いたことありませんが底が砂地であればよく釣れます。

僕も何匹か釣ったことありますが根掛かりしたかと思うぐらい引きはあまりありません。

【アカエイ】 食味・煮付け、唐揚げなど調理が必要

実はアカエイはエイの中でも最も美味しいとされています。

煮付けや煮凝り、唐揚げ、また刺し身でも美味しいです。

チヌチヌマン

(僕は何回も釣ったことあるけど食べたことはないなぁ・・・。)

しかし鮮度が落ちるとアンモニア臭がするようなので処理はすぐにしておきたいですね。

【海釣りで釣れる毒魚】 まとめ

今回は”ヒレに毒もつ魚”を紹介させて頂きました。

海釣りで釣れる”ヒレ”に毒がある魚 まとめ
  1. ゴンズイ:背ビレ、胸ビレに毒針
  2. アイゴ:ヒレ全てに毒あり
  3. カサゴ系:毒がない種もあるが全てのヒレに注意
  4. アカエイ:尾にあるトゲに毒あり

海釣りに行くなら必ず「フィッシュグリップ」「プライヤー」を持っていきましょう。

フィッシュグリップで魚を挟んでプライヤーでハリ外しをすれば刺される心配はほぼなくなります。

また毒を持っていなくとも魚のヒレは鋭いので刺されるだけで痛いし普通に血が出ます。

釣りには必ず持って行くようにしましょう。

今日の釣り格言

生きている理由の半分ぐらいかもしれない by 山井太さん(株式会社スノーピーク 代表取締役会長兼社長)

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この記事を書いた人

海釣りを中心に僕の趣味をこのブログに置いています。
釣りはグレのフカセ釣り、チヌのかかり釣りをメインに運営しているブログです。
他にもアウトドア、グルメ、ファッションなど扱っており、
「趣味に生きる男」を目指しています。

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