持っている特徴から異名を付けられている魚がいます。
見た目や引きの強さ、味わい的な面など様々な観点から付けられています。
この記事では異名を持った魚を紹介していきます。
- 魚の異名を紹介
- 異名の由来
異名を知っているだけで少しだけでも釣りが楽しくなるかもしれません。
興味ある方はぜひ最後まで読んでみてください。
標準和名の五十音順に紹介していきます。
違う魚でも同じ異名で呼ばれることもあります。
例えばウツボとシャチは両方とも「海のギャング」と呼んだり・・・。
【ア行】
ア行の魚の異名の紹介です。
【アカハタ】海の宝石
鮮やかな赤橙色の体色で見た目が美しいことから。
また食味も良く高級魚としても扱われることにも由来。

【アカムツ】深海のルビー
アカハタ同様、鮮やかな赤色の体色と水深100m以上に生息していることから。

【イシダイ】磯の王者
強靭な歯を持ち貝やヤドカリ、ウニなどの硬い殻も噛み砕いて食べる様から。
また力強い引きで磯釣りでは絶大な人気が高いため。

【ウツボ】海のギャング
獰猛な見た目、鋭い歯を持ち生息域では食物連鎖の上位に位置することから。
時にダイバーを襲うことも。

【カ行】
カ行の魚の異名の紹介です。
【カワハギ】エサ取り名人
ヒレを器用に使いホバリングしながらエサを啄むことで釣り人がアタリをキャッチできずにエサだけを取ることから。

【クエ】幻の魚
個体数が激減し漁獲量が少なく市場にあまり出回らないため。

【クロダイ】銀鱗の野武士
成魚は黒光りする銀鱗に覆われており、その精悍な顔つきから。
関西での通称は「チヌ」。

[釣果データ]尾鷲・沖磯44cm

【クロマグロ】黒いダイヤ
その黒く光る魚体と市場で非常に高値で取引されることから。

【サ行】
サ行の魚の紹介です。
【シマアジ】オオカミ
大型の口先が分厚い唇状になることから。
また力強い泳ぎ、大型の迫力ある姿から連想して。

【シロギス】海の女王
銀白色の体色に美しいフォルムから。

【スズメダイ】おせん
「おせん」という女性がこの魚を食べて硬い骨が原因で亡くなったことから。

【ハ行】
ハ行の魚の紹介です。
【ハマフエフキ】磯のダンプカー
磯釣りの人気ターゲットで強烈な引きを見せるため。

【ヒラスズキ】荒磯の王者
荒れている磯場を好み激しいサラシの中で捕食行動を行い、生息している様から。

【ヒラマサ】磯のスプリンター
特に磯場でよく見られ力強い遊泳力とスピードから。

【マ行】
マ行の魚の紹介です。
【マダイ】魚の王様
日本の食文化に昔から馴染み正月を初めとする祝い事に欠かせない魚であることから。

[釣果データ]紀伊長島・カセにて。35cm
【異名を持つ魚の紹介】まとめ
異名を持つ代表的な魚を紹介しました。
海釣りをしていると本命でなくても色々な魚が釣れてくれます。
そんな時にこういったちょっとした知識があれば、より釣りが楽しくなると思います。
釣りの技術とか道具には関係ない小休憩ぐらいの話題でしたが、知っておいて損はないと思います。
地域でも呼び名が違ったりすることもあると思います。
他にも異名を持つ魚を知っている方はコメントで教えて頂ければと思います。



切上げのよい人は釣り時を知る。”もー一ぴき・・・”は暇つぶし。 by 上田尚(日本・作家)

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