【県魚の紹介】中部地方（富山、福井、岐阜、愛知、三重）。釣り方と整体の解説付き

各都道府県には自治体が指定した「県魚」があります。

そんな県魚を紹介していきます。

この記事では中部地方の５県を紹介をします。

山梨県、石川県、長野県、静岡県、滋賀県は県魚の指定がないので紹介していません。

【県魚とは？】その地域を代表する魚

まず県魚とは・・・

各都道府県が指定したその地域を代表する魚介類のことです。

選定基準は国で統一されている訳ではありません。

漁獲量が多い、名産品、文化に根付いているなど各都道府県が様々な基準で定めています。

海水魚だけではなく淡水魚が選ばれることもあります。

そもそも県魚を指定していないところもあります。

県魚の指定がない都道府県は紹介していません。
この記事の中部地方では石川県、長野県、静岡県、滋賀県は県魚がありません。

【中部地方の県魚】富山・福井・岐阜・愛知・三重

中部地方で県魚の指定がある県を紹介します。

富山県、福井県、岐阜県、愛知県、三重県の順で紹介していきます。

【富山県】ブリ・ホタルイカ・シロエビ

• 平成8年10月12日制定

富山県の県魚は「ブリ」「ホタルイカ」「シロエビ」の３種が指定されています。

【ブリ】富山湾の王者

ブリは「富山湾の王者」と呼ばれています。

寒ブリは脂が乗って美味しく冬の富山湾を代表する魚です。

冬の間に大敷網と呼ばれる定置網で捕獲されます。

• 他にブリを県魚としている県：香川県（「ハマチ」名で登録）

【ホタルイカ】富山湾の神秘

3〜6月にかけて産卵のため富山湾沿岸を群遊します。

体に発光器を持ち青白く光る様から「富山湾の神秘」と呼ばれます。

海岸近くまで数百万匹のホタルイカが押し寄せ夜に光り輝く様は「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。

【シロエビ】富山湾の宝石

「あいがめ」と呼ばれる富山湾の海底（100〜600m）に生息し唯一の漁場となっています。

透明な淡いピンク色で美しい体から「富山湾の宝石」と呼ばれています。

様々な調理法で楽しまれどれも特別な味わいです。

【福井県】ズワイガニ

• 平成元年３月21日制定

福井県を代表する海の幸です。

日本で唯一、皇室に献上される最高品質のブランドガニです。

県内で水揚げされるズワイガニは黄色いタブが付けられています。

1.3kg以上、甲羅の幅14.5cm以上、爪の幅３cm以上のものを最上級ブランド「越前ガニ極」として認定されています。

【岐阜県】アユ

• 平成元年７月１５日制定

県民の声によりアユが県魚に選ばれました。

岐阜県では長良川をはじめ馬瀬川、付知川などアユの友釣りが盛んに行われています。

また長良川の「鵜飼」は夏の風物詩として1300年以上の歴史があります。

• 他にアユを県魚としている県：群馬県

【愛知県】クルマエビ

• 平成２年制定

南知多町で「第11回全国豊かな海づくり大会」が開催されるにあたり選定されました。

水揚げ量全国１位を誇り、愛知県位とって重要な水産物の一つです。

また稚エビの放流を積極的に推進されており資源の保護も行われています。

直接関係は無いかもしれませんがエビせんべいの生産量は全国トップだったり、エビフライが名古屋名物だったりします。（原材料はクルマエビではありませんが・・・。）

そんなこともありエビを愛する県民性もあり選ばれたのかもしれません。

• 他にクルマエビを県魚にしている県：熊本県

【三重県】イセエビ

• 平成２年11月2日制定

三重県の県魚は「イセエビ」なのはイメージ通りの方も多いかもしれません。

漁獲量は全国生産の１割を占めており全国３位です。

古くからお祝いの席で使われており縁起物として県民に愛されています。

全国有数の生産量を誇ることからシンボルとして県魚に選ばれました。

【県魚の紹介・中部編】まとめ

中部（富山、福井、岐阜、愛知、三重）の県魚を紹介しました。

富山県は３種あって海の豊かさを再確認できたり三重県のイセエビはイメージ通りなど個人的に中部の県魚は面白かったです。

県魚を知ることでその地域の歴史や文化、魅力もより理解できる気がして楽しいです。

ぜひ皆さんも県魚を理解してみてはいかがでしょうか。