この記事では「がまかつの上物用(グレ釣り)の磯竿」を紹介します。
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![](https://chinuchinuman.com/wp-content/uploads/ダイワの磯竿・アイキャッチ.jpg)
【磯竿とは?】 ウキフカセ釣りで使う竿
磯竿とは主にウキフカセ釣りで使う長さ5m前後の細い穂先が特徴の繊細な竿のことをです。
ウキフカセ釣りはエサ釣りで細仕掛けを使うので操作性に優れた繊細な作りとなっているのが特徴です。
![](https://chinuchinuman.com/wp-content/uploads/磯竿の選び方・アイキャッチ.jpg)
【がまかつの磯竿の特徴】 ”がま磯”シリーズ
がまかつの磯竿と言えば全てに「がま磯」の名が付けられており磯釣り師の間では人気の高いメーカーです。
テスターである松田稔さんは”鬼才”としてプロの磯釣り師の中で最も有名な方の1人です。
シマノやダイワのようにエントリーモデルと呼ばれる安価なモデルがなく最低でも4万円を超えます。
また昨今では珍しい”日本製”にこだわってものづくりをしており職人さんが1本ずつ作っています。
なので最高級の竿として名を馳せています。
【がまかつの磯竿】 ”がま磯”の調子一覧表
がまかつはシマノやダイワ、他のメーカーのように1万円を切るようなエントリーモデルはありません。
ですので入門者や初心者の方には手が出しづらいかもしれません。
ただ素晴らしい性能で一度使うとその物の良さに虜になってしまうと言います。
またがまかつの磯竿には全て「がま磯」という名が付いており、磯釣り師の間では憧れの竿です。
下の画像ががまかつのHPで紹介されているがま磯の調子一覧です。
これを参考にして決めるのも良いと思います。
![](https://chinuchinuman.com/wp-content/uploads/がま磯・ポジショニングマップ-1280x1086.webp)
【がま磯 アルデナ】 本体価格 47,500〜52,500円
がま磯のポジショニングマップにおいて中間的なバランスである真ん中に位置します。
曲がって粘る伝統のがま磯調子は継承しつつ、クセのないオールマイティな使い心地を実現しました。
東レの炭素素材「TORAYCA T1000G」を採用することで強度と張りを維持しつつ軽量化もされています。
がまかつの中では1番安価ながま磯になります。
【がま磯 デニオス】 本体価格 75,000〜81,000円
がま磯伝統の胴調子を継承しながらも繊細なアタリで魚を掛けるなど先調子らしい操作性も持ち合わせいます。
まるでワンピース竿のような角のない美しい弧を描き魚のパワーをいなし耐えるだけで魚を浮かせることができます。
【がま磯 グレ競技スペシャルⅣ】 本体価格 91,500〜93,500円
がま磯は胴調子がクローズされがちですが、競技シリーズは掛け重視の先調子になります。
前作のⅢから素材もほぼ一新され、さらに競技で勝つための竿へと生まれ変わりました。
特に穂先へのこだわりが強く、短く設計され操作性が飛躍的にアップしています。
競技で勝つために開発された竿なので競技会を考えている方にオススメです。
トーナメントで勝つために開発された竿です。
がまかつのグレ釣りの大会「G杯」やその他のトーナメントへの出場を考えている方にオススメです。
【がま磯 スーパープレシード】 本体価格 97,500〜103,000円
三代目のスーパープレシードで「至極の本調子」が完成とメーカーが謳っています。
どこまでもスムーズに曲がり込むことでパワーロスと伝達ブレを払拭し、粘りと操作性を兼ね備えた調子です。
そのデザインはTHE・がまかつという感じで赤黒金の帯ががま磯をイメージさせます。
【がま磯 スーパープレシード・ロングスペシャル】 本体価格 102,000〜105,000円
先ほどのスーパープレシードの5.8mというロングバージョンです。
ロングハリスを用いた仕掛けのさばきやすさ、やり取りを優位にできる、ランディングがやりやすくなります。
また遠投性能が圧倒的に向上しておりロングが持つ様々なメリットがあります。
【がま磯 マスターモデルⅡ】 口太モデル&尾長モデル
がま磯の中で最も胴調子に仕上がっている竿です。
先端部分を少し強めに、元部は柔軟に設定。
魚がかかるまでは張りがありますが魚がかかるとロッドがムチのようにシナリ大物の突進を柔らかに受け止めライン強度を最大限に生かしながらやり取りができます。
マスターモデルⅡには「口太モデル」と「尾長モデル」の2種類があります。
【がま磯 マスターモデルⅡ・口太】 本体価格 138,000〜141,500円
Mタイプは1号、MHタイプは1.25号クラス相当です。
長さは5.0mと5.3mの2タイプあり、計4種類から選ぶことができます。
【がま磯 マスターモデルⅡ・尾長】 本体価格 142,000〜148,000円
M、MH、H、HHの4タイプかでHHが1番強い番手となっています。
長さは5.0mと5.3mとなっています。
マスターモデルⅡはテクニカルな釣りをしたい方にオススメです。
【がま磯 インテッサG-Ⅴ】 本体価格 171,000〜221,500円
がま磯シリーズはそれぞれに特徴的な竿でしたが、このインテッサG-Ⅴは”どのような状況、使用方法”であっても最強の力を発揮することを目指して開発されました。
がま磯の最高級竿のインテッサのみに与えられた「全角度対応調子」の竿です。
頼れる相棒として釣り場で強い味方になってくれるでしょう。
【がま磯 アテンダーⅢ】 本体価格 122,000〜129,500円
今年(2024年)に発売されて注目を超集めた竿です。
がま磯の真骨頂である「一定の竿角度でためているだけで、魚を浮かす」をコンセプトに開発された竿です。
ウルトラADSを採用することでスムーズな曲がりをして細ハリスにも優しく繊細なアプローチでスレた魚も攻略できます。
リールシートやエンドグリップの形状を見直しホールド性の向上。
鬼才・松田稔さんが監修で携わっており磯釣り師なら一度は使ってみたいと思う竿です。
アテンダーは竿だけでなくウエア、バッカンなどトータルコーディネートができるように新製品んがたくさん出ています。
資金力がある人は全て揃えて使いたいと思うでしょう(笑)。
【がまかつの磯竿 がま磯】 まとめ
磯釣り師であれば一度は憧れを持つがまかつの「がま磯」を紹介しました。
- アルデナ 本体価格:47,500〜52,500円
- デニオス 本体価格:75,000〜81,000円
- グレ競技スペシャルⅣ 本体価格:91,500〜93,500円
- スーパープレシード 本体価格:97,500〜103,000円
- スーパープレシード・ロングスペシャル 本体価格:102,000〜105,000円
- マスターモデルⅡ・口太 本体価格:138,000〜141,500円
- マスターモデルⅡ・尾長 本体価格:142,000〜148,000円
- インテッサG-Ⅴ 本体価格:171,000〜221,500円
- アテンダーⅢ 本体価格:122,000〜129,500円
また今年(2024年)はアテンダーⅢが新発売され大きな注目を集めました。
がま磯は各モデル毎で明確に特徴的な性能を持っているので好みに合わせて選ぶことができます。
磯釣り師の憧れであるがま磯、一度検討してみてはいかがでしょうか。
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![](https://chinuchinuman.com/wp-content/uploads/磯釣り・安全装備の紹介・アイキャッチ.jpg)
![](https://chinuchinuman.com/wp-content/uploads/磯釣り・必要なタックル、仕掛けの紹介・アイキャッチ.jpg)
何にも似てないが、何にでも似ている。 by アメリカのルアー思想
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