海釣りの代表的なエサと言えば「オキアミ」です。
普段、何気なく使っているオキアミですがオキアミって何なのか?知らない方も多いと思います。
オキアミについて解説していきます。
- オキアミは釣りエサの定番
- オキアミは実はエビじゃない。プランクトンの仲間
- オキアミの流通経路:はるか南極海より
- サイズ、重量計算は「原反」が基準
- 生とボイルの特徴を紹介
釣りをしているベテランの方でも実はオキアミのことは知らない方は多いと思います。
生態や流通経路、サイズや重量計算の基準である原反など解説していきます。
興味ある方はぜひ最後まで読んでみてください。

【オキアミの生態】エビでなく「プランクトン」
姿、形はエビにそっくりですが、オキアミは「動物性プランクトン」でエビとは違います。
- 標準和名:ナンキョクオキアミ
- 分類:オキアミ目オキアミ科オキアミ属
- 通称:オキアミ(釣りエサとして)
- 分布:南氷洋全域の表層
- 大きさ:1〜6cm
南極海に生息しており生態系を維持するための重要な存在です。
食物連鎖の底辺近くに位置し数多くの生物の重要な栄養源となっています。
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引用:「名古屋港水族館HP」より
【ブロックオキアミのサイズ、重量】1/4、1/8って何kg?原反が基準
冷凍のブロックオキアミは重量ではなく1/4切り、1/8切りといった表記で販売されています。
慣れていない方が見ると重量が分からないと思います。
ブロックオキアミのサイズ表記と重量について解説します。
【原反が基準】原反は24kg
オキアミは捕獲されたらすぐに船上で冷凍されます。
その時にできるオキアミの冷凍の塊を「原反」と言います。
「12kgが2枚で24kgがセット」となり、これが原反となります。

つまり1枚(12kg)を4等分、2枚(24kg)合わせて8等分になるので1/8切り=3kgとなります。
ちなみに「3kg板の寸法は約30cm×18cm×7cm」です。
サイズと重量の換算表となります。
| オキアミブロック・サイズと重量の換算表 | |
|---|---|
| 1/8切り | 3kg |
| 1/12切り | 2kg |
| 1/16切り | 1.5kg |
| 1/24切り | 1kg |
ほとんどメーカーがこの計算でオキアミの重量を出すことができます。

【例外あり】「浜市」は12kgを基準としている
あくまで僕が調べた限りですが・・・。
この計算に例外のメーカーが「浜市」です。
浜市のみオキアミ原反を12kgを基準として表記しています。
つまり1/4切りを3kgとなります。

1/4切りが3kg
1/4切り=3kg、1/8切り=1.5kg、となります。
僕が調べた限りでは「浜市」さんだけ12kgを基準としているようでした。
他メーカーさんもあるかもしれませんので、ご了承ください。
【生とボイル】狙う魚、釣り場で使い分け
オキアミには「生」と「ボイル」があります。
簡単に2つの違いについて解説します。
- 生:集魚力が高い、食い込みが良い、身が崩れやすい、エサ取りに弱い
- ボイル:硬いので取れにくい、エサ取りに強い、食い込みが悪い、アピール力が強い
グレ釣りであれば生を使う人が多いです。
オナガやマダイ、ヒラマサ狙いではボイルを使うことが多く魚や釣り場によって変えると良いです。
販売形態は生と同じくブロックで寸法や重量も同じです。

【オキアミの流通経路】捕獲→冷凍→輸入→加工→販売
オキアミが釣り人に届くまでの流れを簡単に解説します。
- 南極海で捕獲
- 捕獲後、すぐに船上冷凍
- 日本へ輸入
- 業者が加工
- 販売
ざっとこんな流れで釣り人の元へ届きます。
私たち釣り人の手元に届くまでに手間と時間が掛かっていると思うと、もっと大切に使おうと思います。
【釣りエサのオキアミの解説】まとめ
釣りエサの定番であるオキアミについて解説しました。
- オキアミの生態:動物性プランクトンで南極海に生息
- オキアミブロックのサイズ、基準:24kg原反が基準
- 浜市は例外:12kg原反を基準としている
- 生とボイル:狙い魚、釣り場に応じて使い分け
普段、何気なく使っているオキアミですが生態や流通経路、背景を知ることでより大事に使おうという気持ちが芽生えると思います。
そんなオキアミの背景を考えながらありがたみを持って釣りをするとより楽しめることでしょう。



釣りは、海や川の自然界に入っておるだけでも快いことであるが、やはり釣れなければ面白くない。よく釣れるようになるためには、どの道を志しても同じ普段の努力、加えて独自の研究が必要だ。 by 佐藤垢石(日本・釣りジャーナリスト)

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