釣り人であれば自分が使っている道具は大切にしたいものですよね。
特にリールは構造や部品が超精密化しており最近では数万円から10万円を越えるのもザラにあります。
(高い安い関わらず愛着を持って大切にしましょう!)
そんなタックル達を大切に長く使えるようにメンテナンス方法を勉強して実際に自分の手でメンテナンスをしていきたいと考えました。
そのために読んだ本を今回は紹介します。
『これでタックルの全てがわかる!』 カラー写真付きで見やすい
- タイトル:これでタックルの全てがわかる!
- 編集人:佐々木正和
- 発行人:相澤晃
- 出版社:(株)コスミック出版
- ページ数:97ページ
【リール メンテナンスの必要性】 愛機を長く使うため
釣りは水辺で行うレジャーなのでリールをはじめタックルは必ず常に水にさらされる状態になります。
それ以外でも泥、砂、ゴミなどの汚れは絶対に避けられません。
それをそのまま放置すると汚れが固着したり、錆び付いたりしていざという時にスムーズにキャスティングができない、そもそも巻取りができない・・・なんてことにもなりかねません。
そういったトラブルを防ぐためや愛機を長く使うためにもメンテナンスは必ず必要になってきます。
- リールトラブルを防ぐため
- 愛機を長く良い状態で使えるようにするため
【リール メンテナンス方法】 まずは水洗いを!
実際にはどんなメンテナンスが必要になってくるのでしょうか?
(1)釣行後の水洗いと簡単な手入れ
これは超基本的なことです。
釣行後は必ず行っておきたいメンテナンスの第一歩になります。
僕も釣行後は必ず”当日”にリールの水洗いをしてるで!
(2)時間の経過や使用頻度が多くなった時
購入してから数年経過した、年間100回以上の釣行をしている・・・など本格的なメンテナンスが必要な時があると思います。
そんな時は3つの方法があります。
- ①メーカーへオーバーホールとして出す
- ②メーカーではなく専門の知識を持ったショップや業者に依頼する
- ③自分で完全分解してメンテナンス この本で解説している部分
①メーカーへオーバーホールとして出す
最も安全でほぼ確実に性能アップして戻ってくる方法です。
しかしデメリットとしてお金と時間がかかります。
②メーカーではなく専門の知識をもったショップや業者に依頼する
数多くのリールがあるため全てに対応は難しいが多くの場合、性能アップの要求は満たされることが多いです。
③自分で完全分解してメンテナンス 今回の本で解説している部分
今回紹介している本で詳しく解説されているところです。
自分でやりたい方はぜひこの本を購入してやってみましょう!
本にも書いてありますが最近のリールは精密機器のような構造をしているのでセルフメンテナンスはかなり難易度は高いです。
またメーカーとしては推奨しておらず自分で分解するとその後のメーカー保証など受けられなく可能性があります。
それでも「やりたい!」という方に向けての本だと思います。
各メーカーのリール(機種別)をメンテナンス方法を解説している
この本の凄いところはメンテナンス方法を機種別で解説してくれています。
しかもカラー写真付きで手順毎に1枚1枚掲載されているので、めちゃくちゃ分かりやすいです。
掲載されている機種だけ紹介させて頂きます。
- ダイワ エアリティ・LT2000S-P
- シマノ ヴァンキッシュ・FW-TUNE 1000S
- ダイワ カルディア・LT1000S-P
- アブガルシア カーディナル3・100th IOS
- シマノ ステラ・1000SSSPG
- ダイワ 15ルビアス2004H
- ダイワ 14SS SV 103HL
- シマノ アルデバラン・BFS XG
- ダイワ Z BLACKLTD
- シマノ カルカッタコンクエスト 101HG
これだけの機種がそれぞれカラー写真付きでメンテナンス方法が紹介されています。
これらの機種をお持ちの方は買って損はないと思います!
持っていなくてもヒントになることはたくさんあるので一読する価値はあります。
【リール カスタマイズ】 自分に合うカスタマイズを探す
メンテナンスだけでなくカスタマイズ例や方法も紹介されています。
ここでは一例を取り上げて紹介します。
【カスタマイズ ハンドル】 長さや形状が違う
ハンドルにも様々な長さや形状があることが紹介されています。
またそれぞれがどんな性能になるのか?も含めて解説してくれているので参考になります。
例を挙げると・・・
- シングル
- ダブル
- Iシェイプ型
- T型
- ラウンドタイプ
それぞれどんな特徴があるかはぜひ本を購入して確認してみてください。
カスタマイズって見た目だけのもんかと思ってたけどちゃんと機能面にも影響があるのは初めて知りました。
『これでタックルメンテナンスの全てがわかる!』 まとめ
『これでタックルメンテナンスの全てがわかる!』を読んだので紹介させて頂きました。
大切な愛機を長く機能よく使えるようにするため
釣行後はまずは水洗いを!
その後は必要に応じてオーバーホールや分解する
- スピニングリール6種類
- ベイトリール2種類
- その他2種類
カスタマイズ例と方法、機能への影響
他にもここに紹介していない内容が盛りだくさんです。
釣り人のほとんどが自分の道具を大切にしていると思います。
ぜひメンテナンス方法を学んで愛する道具達を大切に長く使ってください。
おだやかなることを学べ by アイザック・ウォルトン
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