かかり釣り釣行記です。
状況はめちゃくちゃ渋いという情報の中、どうやって本命の顔は見れたのか!?
ぜひ読んでみてください。
お世話になった渡船屋さんはいつもの「西尾渡船」さんです。
エサ取りだらけの秋
事前情報ではヘダイが湧いているとのことでした。
また鵜方浜名物・ヒイラギもたくさんとのことで状況はかなり厳しそうな感じでした。
- 釣行日:2024年10月上旬
- 釣り場:三重県志摩市英虞湾
- 渡船屋:「西尾渡船」さん
- ポイント:1番手前の屋形筏
- 水深:7〜8m
- 潮:若潮
- 渡船時間:6:00〜16:45
ポイントは港から1番手前の筏屋形筏となりました。
個人的に良型を何枚も釣っている実績ポイントなので期待は膨らみます。
モーニングは丸貝で狙う
僕は基本的にモーニングをやります。
そして、この英虞湾では丸貝のモーニングがめちゃくちゃ効きます。
僕はここで丸貝のモーニングで何枚も良いのを釣らせてもらってます。
小さめの貝を刺しエサにして3投目。
グイッと押さえるアタリが出て掛けることに成功。
しかししばらくやり取りした後、なんとハリ外れ。
多分、合わせが早かったと思われます。
そのご、40分ほどモーニングで粘りましたが反応なくなったのでダンゴ釣りをすることにしました。
米糠と砂のみのダンゴ
ダンゴはいつも通り、米糠と砂の自家製ダンゴ。
エサ取りが多く、水深も浅いと知っていたので細びきさなぎは入れませんでした。
ダンゴは米糠と砂のみで様子を見ながらオキアミとアミエビを混ぜで入れていました。
用意した刺しエサ
- アケミ貝(個人的にはこの鵜方浜では必須のエサです。)
- 活丸さなぎ(アケミ貝同様、鵜方浜ではよく釣れるエサです。)
- 岩ガニ(ボケの代わりに思い付きで買いました。)
- アオイソメ(エサ屋さんで目に入りなんか釣れそうっていう感じで根拠なく買いました。)
- コーン(スーパーに売ってる安い缶詰のコーンです。)
岩ガニとアオイソメは売ってたのでおもしろ半分で買ってみました。
ヘダイとヒイラギの猛攻
ダンゴを打ち始めるとすぐにヘダイとヒイラギの猛攻に合います。
結果的にこれが1日続くことに・・・。
ヘダイも手の平も無いぐらいでマイクロサイズなのでお土産にもできず・・・。
貝以外のエサだと全てやられてしまいます。
ヘダイは中層から底まで、ヒイラギは底から1m以内のとこまで湧いているようでした。
これは厳しい釣りになりそうだと早々に覚悟。
試行錯誤の連続
そんな状況の中でで色々と試しました。
- 中切り 上層はアジ、中層から底までヘダイが湧いているのでダメ。
- 遠投 手繰り寄せたラインを遠くに投げてみる。同じくヘダイ、アジ。
- 落とし込み:ダンゴを入れず落とし込み。重たいオモリ、ノーシズでも結果は同じくヘダイ。
なんやかんやとやってみましたが、結果は同じくアジ、ヘダイ、ヒイラギのエサ取り三羽烏。
インターバルの長い釣りに絞る
色々とやって結果は同じだったので一つの釣りに絞ることにしました。
- ダンゴを固めに握り着底後、1分は割れないようにする。
- 着底後、竿半分ぐらい余分にラインを出してダンゴの割れは確認しない。
- 刺しエサはサナギ、コーンのどちらかにする。
- 明らかにヘダイ、ヒイラギのようなエサ取りのアタリは全部無視する。
- エサ取りのアタリが出ても欠片のエサでも残ってると信じて5分は待つ。
潮が変わる、エサ取りがいなくなる、など大きく状況が変わらない限りはこの釣りに絞りました。
この釣りにしてしばらくしてから10:30頃に20cmの小型ですが、ようやく本命のチヌが釣れました。
やっぱりチヌはアタリと引きが全然違いますねっ!!
この釣りを信じて継続
結局、最後まで状況は変わらなかったのでロングインターバルの釣りを継続しました。
その後、2時間に1匹ぐらいのペースで最終的にトータルで3匹の本命に出会うことができました。
エサは全てサナギの1個掛けでした。
しかしチヌのアタリが1番小さく微妙なアタリしか出ませんでした。
小型のチヌに対して硬いエサであるサナギだったのでアタリが小さいのかもしれません。
40cmを超える良型であれば、穂先をグーっと持っていくようなアタリだったのかもしれません。
サイズアップを狙う
チヌがいるのは分かったのでサイズアップを狙いました。
コーンを4〜5個つけたり、サナギを2個掛けしたり、丸貝で狙ったりとしていました。
しかしこういったエサにすると全く触ることなく無傷のまま返ってきました。
この日は20〜25cmの小型が3匹で終了となりました。
【釣果結果】20〜25cmの本命。渋い中、釣れて良かった
この日の最終的な釣果はこんな感じ。
- チヌ:20〜25cm 3枚(全てサナギの1個掛け・ダンゴ釣り)
- ヘダイ:手の平サイズたくさん
- ヒイラギ:たくさん
エサ取りに数がとんでもなく多い中、本命が3枚釣れてくれて良かった1日でした。
めちゃくちゃお客さんは多かったですがチヌを釣ったのは僕だけのようでした。ちょっとした自慢ですみません!笑
【釣行を終えて】海の中は夏の雰囲気
季節は10月上旬で季節は秋でしたが、海の中は夏の模様でした。
エサ取りの動きが活発でそれらをどう躱してチヌに近づくかの釣りでした。
1日を通してアタリも多く魚を釣るにはピッタリの季節です。
アタリは多く初心者の方でも楽しめる季節だと思います。
筏釣りに興味ある方はオススメです!
使用タックルと使っているダンゴの紹介
使用しているタックルは下の記事で紹介しています。
僕が使っているタックルを紹介しています。
使っているダンゴの作り方を紹介しています。
自然の怖さを知れ。 by 高橋治(日本・作家)