【フカセ釣りのヒシャクの選び方】「長さ」「硬さ」「カップの大きさ」の3つがポイント

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フカセ釣りで使う「ヒシャクの選び方」の紹介です。

ヒシャクの購入を検討している方も参考になると思います。

  • ヒシャクの選び方:長さ・硬さ・カップの大きさ

ヒシャクの選び方が分かります。

目次

【ヒシャクの選び方】長さ・硬さ・大きさ

僕が考えるヒシャクの選び方のポイントは3つです。

  • シャフトの長さ
  • シャフトの硬さ
  • カップの大きさ

それぞれ詳しく見ていきます。

【シャフトの長さ】身体に合うサイズ

ヒシャクを選ぶ上で1番重要なのが「シャフトの長さ」です。

自分の体に合うサイズを選ぶことが重要です。

長さが合っていないと動作がスムーズに行えません。

バッカンを体の横に置き立てたヒシャクを自然とスムーズに握れる長さがベストです。

長すぎると肘が曲がりコマセを詰める時に力が入りづらくちゃんと詰めれない、余計な疲労感が溜まります。また短すぎると腰をかがめたり膝を曲げて取るのでめんどくさいし、疲れます。

65〜80cmが多く市販されている

市販されているのは65〜80cmが多いです。

70cm、75cmを使っている釣り人が多いです。

購入の際は釣具屋さんで実際に試させてもらうようにしましょう。

シャフトの長さ
  • ヒシャクを選ぶ上で1番重要なポイント
  • バッカンを横におき立てたヒシャクを自然とスムーズに握れる長さ
  • 釣具屋さんで実際に試してから購入するのがベスト

【シャフトの硬さ】硬さによるメリット・デメリット

シャフトの硬さによる違いをメリットとデメリットまとめています。

ヒシャクによりシャフトの硬さが異なります。

【硬めのシャフト】操作性に優れる・負担が大きい

【メリット】操作性に優れる

硬いシャフトは遠投性能、狙ったところにコマセを打つコントロール性能に優れます。

バッカンのヘリに押し付けてコマセを詰める時も柔らかいシャフトより軽い力で詰め込みやすいです。

昨今のフカセ釣りではグレ、チヌともに遠投の精度が重要となっています。

【デメリット】負担が大きいとされる

シャフトが硬いと体への負担が大きいとされています。

ひどい方はテニス肘になる人もいます。

チヌチヌマン

ただ一概に硬いシャフトが原因かどうかは怪しいです。

この負担が大きいというのはシャフトの選び方で調べたら絶対に出てくる内容です。
しかし一般的な趣味アングラーであれば月に1〜2回、多い人で4回とかだと思います。
そんな週末アングラーがコマセを打つ動作で体を痛めますか?となると疑問が残ります。
なので個人的な意見としてはそこまで気にする必要はないと思っています。

硬いシャフトの特徴
  • 遠投性能、コントロール性能に優れる。
  • 体への負担が大きいとされる。

[参考までに1日にコマセを打つ回数を計算してみました。]
投入から回収までを1投とし、その1投が3分かかるとします。
1時間あたりの仕掛け投入回数は「60分÷3分=20」となり1時間あたり20投します。
1投毎にコマセを5回打つとしたら「20投×5回=100」で1時間あたりコマセは100回打つことになります。
1日の釣りが7:00〜15:00だとすると8時間となり「100回×8時間=800回」で1日釣りをすると800回もコマセを打つことになります。

【柔らかいシャフト】体への負担が小さい

体への負担が小さいことが柔らかいシャフトの特徴です。(とされています。)

しなやかさで打つことができるので硬めのシャフトに比べて扱いは簡単です。

筋力が少ない女性やお子さんに向いているのかもしれません。

シャフトの硬さのポイント
  • 遠投、コントロール重視なら硬めのシャフト
  • 負担が小さい方がいいなら柔らかいシャフト

【カップの大きさ】グレなら小さめ・チヌなら大きめ

カップのサイズはメーカによりますが15〜25ccがあります。

左が15cc、右が18ccです。

グレ釣りでは少量を回数を増やして打つことが多いので小さめのカップ(15cc)がオススメです。

チヌ釣りなら海底のポイントに留めて魚を集めたいので大きなカップ(20〜25cc)でドンっと撒くことが多いです。

打つ回数は「1投毎に◯回打つ」としている人も多いと思うので小さいカップの方がコマセは少なくて済みます。

カップの大きさ
  • グレ釣りなら小さいカップ(15cc)
  • チヌ釣りなら大きいカップ(20〜25cc)
  • 小さい方がコマセが少なくて良い

僕が使っているヒシャクの紹介

最後に僕が持っているヒシャクの紹介をします。

最初の1本で何が良いか分からない方はどちらかを持っておけば大丈夫です。

シマノ 遠投ヒシャク・アドバンス・SY-005Q 72cm Mカップ

2,000円ちょっとで手に入る安価なヒシャクです。

安価ですがちゃんと遠投もできて慣れてくれば狙ったところに打つことができます。

フカセ釣りを始めて5〜6年ぐらい使っていますが何も不満はありません。

シマノ ファイアブラッド コンペティション遠投ヒシャク・SY-323R 75cm

シマノのハイエンドモデルのヒシャクとなります。

さっきのアドバンスと比べると、持ち軽く振り抜きも軽く少ない力で遠投が可能です。
(アドバンスが悪い訳ではなくハイエンドモデルと比べるとしょーがないです。)

カップが9°傾いていることで楽に振り抜けます。(コマセが入っていなくても違います。)

資金力に余裕がある方には当然、こちらをオススメします。

【ヒシャクの選び方・まとめ】好みによる!

ヒシャクの選び方をまとめました。

ヒシャクの選び方・3選
  • シャフトの長さ
  • シャフトの硬さ
  • カップの大きさ

ヒシャクは最終的には釣り人の好みによるところが大きいです。

実際に釣具屋さんに行って触らせてもらってしっくりくるものを選べば良いです。

初めての1本でよく分からない時はデザインだけで決めてしまっても良いでしょう。

使っていれば慣れてきてコマセワークは上手になります。

最初の1本は長ささえある程度合っていて極端なものでない限りなんでも良いと思います。

何も分からないうちから悩んで買わないより、とりあえず買って釣りを始めてみましょう。

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この記事を書いた人

海釣りを中心に僕の趣味をこのブログに置いています。
釣りはグレのフカセ釣り、チヌのかかり釣りをメインに運営しているブログです。
他にもアウトドア、グルメ、ファッションなど扱っており、
「趣味に生きる男」を目指しています。

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