先日（2024年7月12日）にシマノが「2024年秋冬」の新製品を発表しました。
今回の新製品はシマノの人気のアイテムが多くありシマノファンの方は気になっていると思います。
チヌチヌマン僕もその一人です。
この記事は自分の備忘録的な感じでもあります！笑
この記事では新製品のうち「磯の新製品」についてまとめてみました。
- シマノの2024年秋冬の磯新製品について
注目のファイアブラッドグレも発表されました！
最後に今回の新製品について僕の個人的な感想も書いてますので、参考にしてみてください！
ファン待望の「ファイアブラッドグレ」が進化
今回の磯新製品の最大の注目は竿である「ファイアブラッドグレ」だと思います。
シマノファンのフカセ釣り師の間では大きな人気を誇る磯竿の一つです。
では竿から順番に紹介していきます。
【竿】ファイアブラッドグレ
今回最も注目を集めた「ファイアブラッドグレ」だと思います。
従来モデルが2019年になるので約5年ぶりにアップグレードして新登場になります。
チヌチヌマンシマノファンの間では今年か来年あたりにファイアブラッドグレが出るんじゃないか・・・？ともっぱらの話題でした。
まず目を引くのがそのデザインでした。
目を引くデザイン。
炎感がさらに強くなり燃え上がるようなデザインに仕上がっています。
塗料も一から作ったとか・・・。
前作から大きく変わった点が2つあります。
- 全ラインナップでマッスルカーボンの採用
- モデルによってグリップの使い分け
「マッスルカーボン」はリミテッドイソに採用されている機構でパワーに加えて”持ち軽さ”と”取り回しの良さ”がアップしているようです。
「マッスカーボン」を採用。
2つ目の「グリップの使い分け」はモデルによって採用しているグリップが違います。
1.2号のクォーターマスタとテンタクルには「ファイティングサポートグリップ」で腕との設置面積を増やし安定感と軽量化が図られています。
1.5号のダイブマスターと1.6号のハイドロスコープに採用されている「セパレートグリップ」はリールシート下部まで曲がりが追従され強いやり取りに向いています。
「ファイティングサポートグリップ」と「セパレートグリップ」
ラインナップは4種類です。
| 号数 | 全長（m） | 品番（名称） | グリップタイプ |
|---|---|---|---|
| 1.2号 | 5.1m | QUARTER MASTER（クォーターマスター） | ファイティングサポートグリップ |
| 1.2号 | 5.3m | TENTACLE（テンタクル） | ファイティングサポートグリップ |
| 1.5号 | 5.3m | DIVEMASTER（ダイブマスター） | セパレートグリップ |
| 1.6号 | 5.3m | HYDROSCOPE（ハイドロスコープ） | セパレートグリップ |
各号数で特徴的な個性を持たせておりそれぞれのホームグランドや狙うターゲットで選ぶと良さそうです。
【リール】BB-Xテクニウム ファイアブラッド
シマノのレバーブレーキリールのフラッグシップモデルとしてあるBB-Xテクニウムがファイアブラッド仕様として登場しました。
SUTブレーキⅡを始めとしたBB-Xテクニウムの機能性はそのままに、さらに「ハイレスポンスドラグスプール」が標準装備となりました。
ハイレスポンスドラグスプールを標準装備。
シマノのカスタムパーツブランドである「夢屋」にしかないスプールとなります。
ノーマルスプールより軽いドラグの滑り出しとなっています。
ラインナップはC3000のXGとXXGの2種類のギア比を左右ハンドルで計４種類のみとなります。
ファイアブラッドグレとの一体感。
【玉ノ柄】ファイアブラッド タマノエ
リール、ロッドに続いて玉ノ柄も進化した「ファイアブラッド タマノエ」が登場しました。
シマノの玉ノ柄で好評なアンチロックジョイントが進化して「アンチロックジョイント＋」としてリニューアルしました。
固着を防ぐのがアンチロックジョイントですが固着と同時にタモ枠の回転を抑制できる機構が「アンチロックジョイント＋」となっています。
「アンチロックジョイント＋」
タモを伸ばした時にタモ網がクルッと回りづらくなりタモ入れがスムーズに行えるようになりそうです。
ラインナップは「5.5m」「6.5m」「7.5m」の３種類となります。
個人的に良いなと思ったのが「全節分解ができる」点です。
これでメンテナンスが圧倒的にやりやすくなるかなーと思いました。
全節分解することができ、メンテナンスがやり易くなった。
【レインスーツ】リミテッドプロ ゴアテックス プロテクティブスーツ RT-151X
磯用レインスーツのフラッグシップモデルとして登場です。
磯釣りの動きを研究して細かなところまで作り込まれている印象です。
磯での動きを研究してパーツを最適化
デザインが大きく変わり腕と太もものところにロゴが大きく入っています。
レッドは「FIRE BROOD」、ブラックは「LIMITED PRO」のロゴが目立つように入っています。
チヌチヌマン好みが分かれそうなデザインですねっ・・・。
もちろんフローティングベストとのコンビネーションシステムも搭載されています。
【ベスト】フローティングベスト リミテッドプロ VF-110X
フローティングベストも新しくなっています。
新たに浮力材の配置をやり直し動きやすくなっているようです。
新たに浮力材の配置。
フラップ付きパーツホルダーなど細かい箇所まで作り込まれている感じがします。
フラップ付き。細かいところだが、ありがたい作り。
ブラックとレッドの２色展開となっています。
【フィッシュバッカン】フィッシュバッカン リミテッドプロ BK-121X
バッカン系も耐久性が向上しリニューアルして登場しました。
耐久性がアップ。
フィッシュバッカンは今作からロッドレストが２つ付いています。
ロッドレストが２つになり、より便利に。
チヌチヌマン前作までロッドレストは１つしかなく個人的に２つ欲しいなぁ〜と思っていたので、このフィッシュバッカンだけでも買おうかと一瞬揺らぎました。（持ち堪えました。）
磯場に擦れやすいエッジ部分は従来モデルより約２倍分厚くなったようです。
サイズは高さ違いで２種類、カラーはブラック、ホワイト、レッドの３色展開となっています。
【バッカン】バッカン リミテッドプロ BK-111X
フィッシュバッカン同様、耐久性が向上して登場です。
耐久性が向上したバッカン。
36cm、40cmのサイズ展開はこれまで通りとなっています。
カラーはブラック、ホワイト、レッドの３色です。
【ウキ】ゼロピット DVC TYPE-B M
シマノの「ゼロピット」のウキはラインを切らずにウキを交換できるので人気があります。
そのゼロピットに新しいウキが登場です。
どんぐりの形状にフィルムを集約しアンダーロック機構でウキのなじみとアタリの表現力が向上。
シモリ玉を使わずにウキのパイプ内の下部でウキ止めが止まること。
デュエルの「TGピースマスター感度」にも同じ機構が使われている。デュエルは「アンダーストッパーシステム」と言う。
アンダーロック機構。
シリンダーを回すだけで素早く楽に浮力調整を可能にしたDVC（ダイビングコントロール）も搭載。
DVCシリンダー機構。
【シマノ 2024秋冬・磯新製品】まとめ
2024年7月に発表されたばかりのシマノの磯の新製品についてまとめてみました。
- ロッド：ファイアブラッドグレ
- リール：BB-Xテクニウム ファイアブラッド
- 玉ノ柄：ファイアブラッドタマノエ
- レインスーツ：リミテッドプロ ゴアテックス プロテクティブスーツ RT-151X
- ベスト：フローティングベスト リミテッドプロ VF-110X
- フィッシュバッカン：フィッシュバッカン リミテッドプロ BK-121X
- バッカン：バッカン リミテッドプロ BK-111X
- ウキ：ゼロピット DVC TYPE-B
ロッドのファイアブラッドグレは号数違いでそれぞれに大きな個性を持たせておりシマノファンのみならず気になるかなと思いました。
他の製品に関してはロッドのファイアブラッドグレに無理やり合わせて出してきたなぁ〜という印象でした。
チヌチヌマン特筆すべき性能の向上は見られずデザインがファイアブラッドでスプールの違いだけのリールのBB-Xファイアブラッド仕様なんて、その最たる例やと思います・・・(笑)。
しかも2024年限定なんて！！
それでも気に入ったデザインが統一された釣り道具で釣りに行くだけでもテンションは上がります。
釣りに行かずとも家で眺めて触っているだけでも楽しいもんです。
フカセ釣り師の皆さん、シマノファン、ファイアブラッドファンの方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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