釣りを始めた初心者がぶつかる壁として「釣り糸の結び方」があります。
今回紹介する『釣り糸の結び「完全」トリセツ』は釣り糸の結び方を解説している本です。
結び方が分からない初心者の方にオススメの本となっています。
【釣り糸の結び】 海も淡水も全ての釣りに使える
釣りの仕掛け作りにはイト(ライン)、ハリ、サルカンなどの金具類を繋ぐための「結び」が欠かせません。
実際の釣り場でも仕掛けの交換時、ラインブレイク時、トラブルの時に結びの作業が発生します。
この『釣り糸の結び「完全」トリセツ』では釣りに使う”結び方”をほとんど網羅されています。
【釣り糸の結び】 結び方は分類すると4種類
結びにはたくさんの種類がありますが大まかに分類すると下記の4種類になります。
- サオとイト(ノベザオの場合)
- イトとイト
- ルアーのアイやスナップ、ヨリモドシなどの金具類とイト
- ハリとイト
そしてこの本では釣りをやり始めの初心者が覚えやすく尚且つ使用頻度の高い結び方をStep1として段階的にStep4に分けて紹介しています。
【結び方の説明】 イラストでわかりやすく
結び方の解説は全てイラストで図解解説されています。
工程を1から順番に丁寧に記されているので分かりやすいです。
ルアーのアイとイトの結び方も紹介されています。
このイラストを見ながら練習を重ねればできるようになると思います。
【仕掛け早分かり図】 釣りジャンル別で分類
本の後半には釣りのジャンル別で結び方の一覧が載っています。
自分がやる釣りをジャンル別から結び方を探すこともできます。
【結びの強度】 データで分かる強度比較
本の最後には結び方の違いによる強度比較のデータが載っています。
自分がしている結び方の強度はどんなもんだろう?
もっと強い結び方はあるのか?
強度測定器によるデータが掲載されているのでさらに強い結び方を練習するのも良いでしょう。
『釣り糸の結び「完全」トリセツ』 書籍情報
最後に書籍の基本情報です。
- タイトル:釣り糸の結び「完全」トリセツ
- 編者:つり人書籍編集部
- 発行者:山根和明
- 発行所:(株)つり人社
- 印刷、製本:(株)栄光社
- 発売日:2021年10月1日
- ページ数:160ページ
『釣り糸の結び「完全」トリセツ』 まとめ
釣りの結び方を知りたければこの一冊があればどんな釣りでも対応できると思います。
- 海も淡水も全ての釣りに使える
- 結び方は大きく分類すると4種類
- イラストで分かりやすい
- ジャンル別で索引できる
- データで分かる強度比較
釣り糸の結びは慣れないうちは時間がかかり上手にできません。
しかも現地は風が吹いたり濡れていると滑ってとてもやりづらい場面が絶対にあります。
まずは家で練習を重ねてできるようになることです。
僕も使う結び方は毎日家で練習して今では風が吹く釣り場でも問題なくできるようになっています。
まだ上手にできない人はこの本を見ながら完璧にマスターしましょう。
河や海が数知れぬ渓流の注ぐところとなるのは身を低きに置くからである。 by 老子(中国春秋時代/哲学者/紀元前571〜紀元前470年)
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