今回はダイワから発売されている”レバーブレーキリール”の全モデルを紹介します。
レバーブレーキリールは主にグレ、チヌ狙いのウキフカセ釣り(磯釣り)で使われるスピニングリールのフット部分からレバーが出ているリールのことを言います。
シマノと並んでリールの二大メーカーの1つであるダイワは愛用者も多く人気のリールメーカーです。
レバーブレーキリールの購入をお考えの方に参考になると思うので最後まで読んでみてください。
【ダイワのレバーブレーキリールの特徴】 バイターボブレーキシステム
ダイワのブレーキには独自のシステムが搭載されており他にはない技術です。
またリールを選ぶにあたり1番気になるのは”シマノとの違い”になると思います。
シマノとは大きく2つ違いがありますので解説します。
【ブレーキシステム】 ダイワ独自のバイターボブレーキシステム
ダイワのレバーブレーキリールには「バイターボブレーキシステム」という独自のブレーキ技術があります。
ブレーキ効率が良くレバーをかけた時のレスポンスも早く効率の良い制動力を発揮するシステムです。
”軽い力で強いブレーキ力”を実現したダイワテクノロジーになります。
【レバー形状】 ダイワはストレート式
ダイワのレバーブレーキの形状はストレート式となっています。
シマノはフック式です。
形状の違いになるので自分の手の大きさや形状などでどちらがフィットするか実際に店頭などで手に取って使いやすい方を選ぶようにしましょう。
【ダイワのレバーブレーキリールの紹介】 HP掲載順に紹介
ここからダイワのレバーブレーキリールをHP掲載順に紹介します。
ウキフカセ釣り用以外のリールは最後に番外編として紹介します。
価格が上がれば当然性能も上がりますが最上位機種は定価で10万近くします。
初心者や入門者はエントリーモデルでも十分に楽しむことができると思います。
逆に技術がないから道具の力を借りる、という選択肢もあります。
リール選択の手助けになればと思います。
表記する価格はメーカー表記の希望小売価格となります。
実売価格は店頭やネットショップでご確認ください。
【シグナスLBD】 本体価格 35,000円
ダイワのエントリーモデルとなります。
エントリーモデルでありながらモノコックボディ採用で大勢の向上とシルキーな回転を実現しています。
磯釣りで必要な基本性能は備えておりこれから始める初心者の方にオススメです。
【ラグザスLBD】 本体価格 48,000円
モノコックボディは採用されており耐性の向上とシルキーな回転性能を実現。
ダイワの技術であるカーボン樹脂のザイオンをレバーとハンドルアーム、さらにザイオンVをボディとローターに採用することで軽量化となっています。
エントリーモデルのシグナスが285gに対してこのラグザスは255gと30gも軽くなっています。
ドラグラチェットは上位機種であるトーナメントイソと同じ構造でドラグ作動時の抵抗が少なく引き出し音量も大きくなりました。
【インパルトLBD】 本体価格 61,000円
バイターボブレーキシステムを搭載してブレーキのレスポンス、軽い力でブレーキ力を発揮できるようになりました。
チタンベールを採用したZAIONエアローターで逆転時の回転性能も軽量化になりました。
#3000で245gというレバーブレーキリールとしては最軽量クラスとなっています。
【銀狼LBQD】 本体価格 64,000円
ダイワの銀狼ブランドはチヌ釣りに特化したシリーズです。
ドラグを締める↔︎緩めるをドラグノブの半回転で調整できるクイックドラグ(QD)をフカセ専用機に初搭載されています。
細糸を使用することが多いチヌ釣りにおいてアワセ切れを減らすことができます。
ライン放出時性能が上がったLC -ABSスプールで遠投も容易に。
チヌ釣り師、必見のリールです。
【尾長モンスター】 本体価格 70,000円
大物のオナガ、マダイ、青物に対する大型のリールです。
糸巻き量はナイロン5号で200m、6号で150mと大容量です。
オナガやマダイは潮に乗せて100m、150mと流して食うこともあります。
青物となればケタ違いのの馬力で一気に50m以上や、時には100m走られることもあります。
そんな時に対応するための大容量の糸巻き量となっています。
バイターボブレーキシステム、マグシールドなどダイワのテクノロジーはもちろん搭載されています。
高知の大型オナガ、日本海の大型マダイや青物狙い、するするスルルーの釣りでもオススメです。
【トーナメントISO LBD】 全4モデル・本体価格 97,000円
ダイワのフラッグシップモデルである「トーナメント」シリーズから4モデルが発売されています。
トーナメントはダイワファンであれば誰もが憧れるブランドです。
ダイワテクノロジーは全て搭載されており、まさしく最高級リールとして君臨します。
【競技LBD】 ハイギア仕様
ギア比7.6、ハンドル1回転の巻き上げ長は114cmでダイワのLB史上最速スペックです。
シマノのLBリール含めてもこの「競技LBD」が最速のスペックとなっています。
自重も235gとこの番手では最軽量クラスになります。
素早い手返しが要求されるトーナメンターにオススメです。
【2500XH-LBD】 オールラウンダーモデル
ギア比6.8、巻き取り長103cmのギアを搭載しておりオールラウンダーモデルとなります。
クチブト&オナガ、潮に流す釣り、遠投と幅広い釣り方に高次元で対応できます。
あらゆる釣法にハイレベルで対応したい方はこの機種がオススメです。
【3000LBD】 ローギアのパワータイプ
ギア比5.3、巻き取り長80cmのローギアモデルです。
ハイグリップT型ラージノブを採用し大型魚とのやり取りにも負けないシリーズ最強のパワータイプです。
大型魚が相手でもゴリ巻きのパワーで強引にやり取りしたい方にオススメ。
【3000XH-LBD】 対大型オナガ
大型オナガ狙いの大物仕様となっています。
フィールドテストで数多くの大物と戦い対応力を磨いてきました。
大型オナガ場がホームグランドの方はぜひ!
番外編【ウキフカセ釣り以外のレバーブレーキリール】
ウキフカセ釣り用ではありませんがレバーブレーキなので番外編として2モデル紹介します。
【モアザンLBD】 本体価格 97,000円
シーバス専用のレバーブレーキリールです。
「掛けたら獲る!」をコンセプトに開発され耐久性に快適さをプラスしました。
ギア比は演出したいアクションに応じて「4.9」と「6.2」の2種類から選ぶことができます。
ルアーアングラーのさらなる高みを目指す方へ・・・。
【バトルゲームLBQD】 本体価格 40,000円
アオリイカ狙いのヤエン釣りと言えば基本的に置き竿にすることが多いです。
攻めの手持ちヤエン釣法をするために開発されたリールです。
ヤエンでのアオリイカ釣りは基本的に高負荷がかかりっぱなしです。
また2kgを超えてくると重さのみならず抵抗もかなりのものなので5.3というローギアが採用されています。
ダブルハンドルによりハンドルが勝手に回らずブレが小さくなります。
ダイワフィールドテスターの岡啓太郎さんが開発に携わった一台です。
Amazon、楽天市場で正規での新品の出品がありませんでした(2024年4月時点)。
生産中止になっている可能性があるので在庫を持っている欲しい方は店舗を探すかフリマサイトで探すしか無さそうです。
Amazonであったのでリンクは掲載しておりますが定価を大幅に上回る価格なので個人所有のものになると思います。
【ダイワ レバーブレーキリール】 まとめ
ウキフカセ釣りで使うダイワのレバーブレーキリールを全て紹介しました。
- シグナスLBD 本体価格:35,000円
- ラグザスLBD 本体価格:48,000円
- インパルトLBD 本体価格:61,000円
- 銀狼LBQD 本体価格:64,000円
- 尾長モンスター 本体価格:70,000円
- 競技LBD 本体価格:97,000円
- 2500XH-LBD 本体価格:97,000
- 3000LBD 本体価格:97,000円
- 3000XH-LBD 本体価格:97,000円
- モアザンLBD 本体価格:97,000円
- バトルゲームLBQD 本体価格:40,000円
ダイワのレバーブレーキリールはシマノに比べ種類が多く選択肢が多くあります。
また同スペックで比較しても軽量なものが多いのでできるだけ疲労感を抑えたい、という方にオススメです。
たくさんある種類の中から自分に合うリールを見つけてください。
「厳しい規制」と「リールの力に飲み込まれない自制心に富む釣り人」の両方が揃ってこそ、イリングワースリールは批判を免れ得ぬ。 by エリク・タヴァーナー
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